シリア難民支援速報

ホストコミュニティでの活動

2016.03.24

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JENは水衛生設備の修復と衛生意識向上セッションを通じて衛生環境改善に取り組んでいますが、生徒たちがより確実に実践出来るように、冊子と衛生キットを配布しました。

上の写真は配布したものを受け取って喜んでいる生徒たちの様子。

 

 

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衛生的な生活を根づかせるために

2016.02.18

日本の皆さんは、小さい頃に手の洗い方や掃除の仕方を習ったことを覚えていますか?
このような行動が、病気から身を守り、衛生的な生活につながっていることを実感している人は、少ないかもしれません。

世界の国で日本のように、トイレ使用後は自然と手を洗い、言われなくてもトイレ・手洗い場をきれいに使い、道にゴミすら落ちていない所は少なく、衛生という観念がない生活を送っている人が沢山います。

特に難民が多く暮らす地域では、整備の整っていない地域に人が密集するため、些細なことで病気が蔓延するのです。日本では考えられないことです。

JENではこのような病気の蔓延を防ぎ、衛生的な生活を送れるようにするために、難民キャンプや地域の小学校で衛生養育に力を入れています。子どもたちに衛生的な行動が身に着き、家庭へ引き継がれるように、学校とも協力しながら行っています。

【写真は衛生教育の一環として、生徒が関連する劇を発表しているところ】
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駐ヨルダン日本大使の学校視察

2015.12.17

先日、駐ヨルダン、日本大使ご夫妻が、JENが支援活動を実施した小学校を視察のために訪問されました。

支援者の皆様からのご寄付と、日本政府とユニセフの協力を得て、この学校で水衛生の事業を実施しました。

全児童の10%はシリア人難民の子どもです。この学校は今年の9月に水衛生施設の修復が完了し、その後水衛生教育を実施した学校の一つで、アンマンから車で片道30分くらい走った、バルカ県にあります。

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↑JEN現地スタッフのウィサム(シニア衛生プロモーター)が
大使夫妻に衛生教育の教材について説明しています。

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↑大使夫妻と、ユニセフ・ヨルダン代表、JENスタッフのMTG

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衛生教育を促進するための取り組み

2015.11.19

今回は、JENがヨルダンの公立学校で衛生教育を促進するために実施している取り組みをご紹介したいと思います。

まず、ヨルダンの学校の一般的な衛生施設をご紹介します。
学校のトイレは、スクワット式(しゃがみ込む方式)が一般的です。ヨルダンでは、便座のあるウェスタン(西洋)トイレに対し、このトイレを「イースタントイレ」と呼んでいます。トイレットペーパーはなく、生徒用のトイレは、便器の左側の壁に蛇口があり、そこに水をくむひしゃくが置いてあります。教員が使うトイレには、壁に小型のシャワー(ホースの付け根に水道栓のハンドルが装着)が付いているところもあります。生徒のトイレにシャワーを付けない理由は、中東において水資源が最も貧しいヨルダンで無駄水を削減するためです。水が一週間に一度しか供給されない学校もあります。

【イースタントイレ】
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学校の手洗い場は、横並びに蛇口が付いています。これは日本の学校でも一般的だと思いますが、ヨルダンの公立学校でユニークなのは、手洗い場に錠鍵付きのカバーがあり、必要に応じて学校側が解放する蛇口数を調節し、また全部の蛇口を施錠できることです。

衛生施設が子どもたちにとって安全で清潔であるかどうかは、学校の自主的な取り組みによって大きく異なります。

安全と清潔に関しては、以下が主な問題になっています。
(1)トイレ内で高学年の生徒が低学年の生徒に性的ないたずらをする。
(2)子どもがトイレを流さない(トイレの使い方を知らない)ことで、他の子どもがトイレに行くのが嫌になる。トイレが流されない頻度が高いため、学校の教員も掃除要員も清掃しきれず、トイレをきれいに使えないのはこの国の文化だと諦めている。流されていないトイレが、施設を不衛生に見せている。

(1)の問題を解決するために、健康上の問題でトイレに行く頻度が高い生徒のリストを教員が用意し、それ以外の生徒には高学年と低学年の生徒を時間差でトイレに行かせるという工夫をしている学校があります。また、子どもが教員から許可を得て、教員の名前が書かれた名札を持ってトイレに行くという学校もあります。

(2)の問題には上記の名札制が有効ですが、実施している学校は非常に少なく、多くの学校で未解決です。また、ヨルダンの公立学校には清掃要員がいて、文化的に子どもに学校のトイレ掃除をさせることは親が絶対に許さないと言われています。そのため、JENの衛生促進員は、石鹸を使った手洗いを教員や生徒に指導をすると同時に、JENのエンジニアが修復・建設した水・衛生施設の正しい利用のし方も指導しています。

【女子中等学校生徒への衛生セッション】
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【修復した学校の手洗い場をモニタリング】
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学校での促進活動では、日々の「指導」だけでなく、世界手洗いデーや、世界トイレデーを利用して、子どもたちの記憶に残る楽しいイベントも企画します。

また、ヨルダンには礼拝のためのモスクが点在し、多くの人が宗教を生活の一部と考えています。JENの職員は学校近隣のモスクを訪問して聖職者と衛生教育についての重要性を共有し、学校近隣を含む包括的な衛生促進活動も心がけています。

【学校近隣のモスクで聖職者へ衛生教育について説明】
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シリア難民 約400万人。特設ページ公開

2015.06.10

シリア紛争が勃発してから4年。シリア難民の数は、400万人にものぼる勢いで増え続けています。この度、ヨルダンでJENが行うシリア難民支援についてご紹介するページを立ち上げました。ぜひ、難民キャンプで生きる人びとの今をご覧ください。

特設ページはこちら

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