JENでは、10月22日~24日の3日間、南三陸町で武田薬品工業株式会社様の新入社員33名による社会貢献作業のコーディネートを行いました。
【南三陸町志津川では岸壁の工事が粛々と行われ、重機の音が響いています】
研修1日目は、石巻市・女川町の沿岸部を視察した後、作業地である南三陸町に向かいました。地元の方々による震災当時の経験をきいていただき、JENの復興支援事業に関するオリエンテーションを受けていただきました。
2日目、3日目は、南三陸町の漁業生産組合である『南三陸漁業生産組合』での漁業支援活動を行いました。南三陸漁業生産組合は、震災後にそれまで個人経営だった12人の漁師が集まり、協同組合として再スタートした組織です。協業化することで、大規模な設備投資や作業効率の向上が可能になり、あたらしい漁業の形として内外からの期待を集めています。漁業者の生活の安定に加えて、町を離れた若者に雇用の場を提供することにより町の活気を取り戻す、という目標を持って、漁業の復興に日々取り組まれています。 研修生は、グループに分かれて養殖の重りづくり・カキの種はさみ・カキの殻に着いたフジツボなどを除去する作業を行いました。
【養殖作業のお手伝い。10月、浜は複数の海産物の準備では特に忙しい時期です】
この季節、浜では、ワカメ・コンブ・ホヤの種をつける作業、ホタテの稚貝をロープにつける作業などが重なり、非常に忙しい時期です。生産組合の漁師である佐々木さんは、「ボランティアに来てもらえると作業がはかどって助かるのはもちろんだけれど、こうして海産物の生産現場を実際に見ることで、今度スーパーに行ったときにふっと、自分たちのことを思い出してもらえたら嬉しい」と話していました。
「何より大事なのは仲間。仲間がいるから頑張れる。組合の仲間はもちろん、こうして一時的に訪ねてくれる皆さんも一緒です、人と人とのつながりが何よりも大事なんです」と組合長の遠藤さんが話すと、話を聞いていた研修生は大きくうなずきました。
三陸沿岸の漁業は、港湾設備の損傷、担い手の被災、風評被害など、依然として厳しい状況が続いています。一人でも多くの人がこの地を訪れ、現場を見て、現地の人びととつながっていくことに、大きな価値があります。
研修生の皆さんからは、3日間研修に参加した感想として、
「ボランティアでも確かな力となれることを実感できました」 「被災地の状況を見てほしい、伝えてほしいという強い思いを感じました。自分たちがここで見聞きしたことを伝えていく事の大切なのではないかと思いました」 「チームワークや変化への対応、気持ちの持ち方など、どの仕事にも通じる大切なことを学ぶことが出来ました。自分たちも頑張ろうと、素直に思えました」 などの声が聞かれました。
参加者にとっても貴重な学び、気づきの機会となったようです。
JENでは、自立のサポートとなることに加えて、現地の人々と「東北を応援したい」という思いを持った方を直接つなげていくこと、顔の見える関係づくりのお手伝いをしていく事を大切に、今回のような研修のサポートをしています。
◆ラジオ石巻で7月~10月に放送し、好評をいただいた復興支援ラジオ「好きだっちゃ❤石巻byJEN」。本放送は終了しましたが、アーカイブをJENホームページで公開しています。
南三陸漁業生産組合の遠藤一彦さんにもご出演いただき、復興への思い、取り組みを話していただきました。こちらからどうぞ。
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◆ジェンでは、引き続き震災復興支援ボランティアを募集しています。9月~12月までの活動予定を更新しています。(詳しくはこちら)
団体での活動を検討されている場合は、個別にご相談ください。
==== 募金を受け付けています。 ↓↓↓↓↓↓↓
○郵便振替口座 00170-2-538657
口座名 JEN
通信欄に「東日本大震災」と記載ください。
○クレジットカード:こちら
プルダウンメニューから「東日本大震災」をお選びください。
その他、銀行へのお振り込みに関しては、恐れ入りますが、
ジェン東京本部(03-5225-9352 担当:富田、浅川)までお問い合わせください。
「浜へ行こう!〜夏の漁場トキメキ体験!あなたが獲って食べるお魚は?〜」参加者大募集!
牡鹿半島東浜での1泊2日の漁業体験「浜へ行こう!」第3回の開催が決定しました。
(主催:東浜 浜へ行こう!運営実行委員会)
「浜へ行こう!」は東浜5浜の皆さんが、復興に向けて取り組む、新しい試みです。年間を通して浜の春夏秋冬を紹介する体験型の復興支援です。
第1回は昨年12月に実施しました。カキの養殖の様子を学び、カキむきを漁師さんに教えて頂きました。そして第2回は今年4月に実施、わかめ漁体験をして頂きました。いずれの回も浜ならではの貴重な経験を楽しんで頂き、好評を博しています。
【第1回カキの剥きかたを教わりました】
【第2回わかめ漁を体験して頂きました】
浜の名物は季節によって異なります。前々回はカキ、前回はワカメやシャコエビでしたが今回のテーマは自分で獲って!調理して!食べて!という本格体験。浜デビューしたい方には、とてもおススメです。
美しい海、豊かな自然の中で漁業を体験しながら浜の活気を感じ、漁師さんたちの笑顔に触れるまたとない機会になると思います。ぜひご参加ください!
復興、地域おこしの一助となる「浜へ行こう!」。緊急支援のボランティアとして現地を訪れた事のある方には、この機会にぜひ、ふたたび東北へ!厳しい緊急期を乗り越え、復興に歩む浜の人たちとの交流を通して、共に未来を考えていただきたいです。まだボランティアに参加したことのない方には、この機会に被災地の現状や、漁業を学んで下さい。牡鹿半島の未来を共に考えてみませんか。
JENは、参加者のみなさんと漁師さん、おかあさんたちとの交流をとおして、より活気溢れる東浜の復興をサポートします。ぜひご参加ください!
◆JENの東北での支援活動について、くわしくはこちら
◆JENのこれまでの地域おこし支援について、中越震災復興支援活動をご覧ください。くわしくは、こちら
◆東浜とは
牡鹿半島の中程に位置する、牧浜、竹浜、狐崎浜、鹿立浜、福貴浦の五つの浜から成る地域です。漁業が中心の集落で、震災により、甚大な被害を受けましたが、復興に向け、一丸となって頑張っています。
◆「浜へ行こう!」とは
ボランティアのみなさんに漁業を学んでいただく機会、そして浜の方たちとの意見交換を行う場です。
浜の方たちは、震災を機に浜を訪れ人手となり、あるいは話し相手となり助けてくれた多くのボランティアの方々へ感謝の気持ちを示したい、と思うようになりました。また、これからは、緊急期のボランティアとの出会いや再会だけでなく、中長期的に、より多くの人たちが気軽にここへやってきて、浜を見て、交流できる機会をつくることが大切だと考えました。
「浜へ行こう!」は、こうした思いから生まれた、浜の方たちによる “将来の浜”のための新しい活動です。
【刺し網漁】
「浜へ行こう!〜漁場トキメキ体験!あなたが獲って食べるお魚は?〜」募集要項
○期間:2013年8月3日(土)~4日(日) (一泊二日)
○内容:漁業体験(自分で獲った魚を調理して、頂きます。)
カキ養殖のお手伝い、養殖場の見学(船に乗って見学します)、漁師さん、浜のお母さんとの交流会など
※天候等により、一部変更になる場合があります。
○実施場所:宮城県石巻市・牡鹿半島・東浜 ※狐崎漁村センターにて、寝袋にて滞在することが出来ます。(〒986-2345 宮城県石巻市狐崎浜字狐崎屋敷25-2)
○参加定員:20名
○参加費:大人¥9,000‐ 小学生¥5,000‐
※未就学児童の方のご参加は別途ご相談ください。
○集合場所・日時:8月3日 11:00石巻駅前 ロータリー集合
○解散場所・日時:8月4日 16:00石巻駅前 解散予定
※石巻駅~東浜間の移動は、JENスタッフが無償で送迎いたします。
○お申込方法
申込書をご記入いただき、ボランティア保険への加入を証明する証書(書類)と一緒に E-mail または Fax でお送りください。
ボランティア保険の加入が済んでない場合、お申し込みは完了いたしませんので、ご注意ください。(7月24日〆切)
○申込書をダウンロード
浜へ行こう!申込書2013決定版
※ 動作環境によってダウンロードいただけない場合があります。
その際は下記連絡先(ジェン石巻事務所)までお問い合わせください。
※申込みの際はボランティア保険への加入が必須となります。
(お住まいの地域の社会福協議会にて加入できます)
〇持ち物:作業用ゴム手袋、汚れてもよい服装と靴
※長靴と雨合羽があれば尚可(必須ではありません)
※つりをしたい方は釣りえさ、道具一式(湾内からの投げ釣りになります)
〇留意事項
1) 夜は寝袋を用意していますが、必要な方はマットレスやタオルケットなどをご持参願います。
2) シャワーは使用できます。ドライヤーの用意がありませんのであらかじめご了承願います。
ほか、ご不明な点は、下記問い合わせ先までE-mailまたは電話、FAXにてご連絡下さい。
○問い合わせ先
特定非営利活動法人ジェン
東北事業部 復興支援グループ
受付担当:佐々木
〒986-0826宮城県石巻市鋳銭場3-13 SASADEN BILL201
mail: hama@jen-npo.org
※件名に“「浜へ行こう!」参加申し込み”と明記ください。
TEL:0225-25-5611 FAX:0225-25-5612
※“「浜へ行こう!」問い合わせ”とお伝えください。
2013年7月6日(土)〜7月7日(日)のJEN復興支援ボランティア活動は、
石巻市から船でおよそ1時間の沖合に浮かぶ網地島で、1泊2日の海岸清掃及び環境整備を行います。
東北でも有数の透明度を誇る「網地島白浜海水浴場」が7月19日(金)に震災以来2年ぶりに海開きします。その準備のためのボランティア活動を、地元の皆さんと一緒に行いませんか?
1日目の作業終了後、地元の皆さんとの交流会を予定しています。
素晴らしい自然に恵まれた網地島へ、みなさまのご参加をお待ちしております!
1, 内容 : 網地島 白浜海岸の清掃 付近の除草作業
2, 日程 : 2013年7月6日(土)〜7日(日)
3, スケジュール
7月6日(土) | |
8:00 | JEN石巻事務所集合 |
9:00 | 石巻港より網地島に向けて出航 |
10:00 | 網地島宿泊場所(「島の楽校」)到着 |
11:00 | 昼食(交流会を夕方早い時間から始めるので、作業時間を確保するために早めの昼食をとります。) |
12:00 | 作業開始 |
15:30 | 作業終了 宿泊場所へ移動 |
18:00 | 交流会 島の方々との交流会です |
20:00 | 消灯 |
7月7日(日) | |
8:00 | 作業開始 |
12:00 | 作業終了 昼食 |
14:00 | 網地島より石巻に向けて出航 |
15:00 | 石巻港着 解散 |
3,持ち物
汚れてもよい服装(熱中症防止のため帽子、タオル必須)、長靴、軍手、宿泊用品(パジャマ、歯ブラシなど)1日目の昼食、2日目の朝食・昼食
※草刈りは草むらでの作業になるため、長そで、長ズボン(肌を露出しない服装)でご用意ください。
※島内にはパン・菓子・カップラーメン・飲料などを扱う個人商店もございます。
4, 宿泊場所 : 「島の楽校」
シャワールーム完備、冷蔵庫、ガスも使用可能で、自炊環境も整っています。
5,費用 :網地島までの渡航と宿泊に、¥4200程度かかります。下記の費用を各自でお支払いいただきますよう、ご準備をお願いいたします。
(内訳) 「網地島ライン」石巻〜網地島間の往復運賃 2600円
「島の楽校」宿泊費用 1140円
交流会の食材費(1日目の夕食) 460円
ほか、飲み物代は各自でお支払いいただきますので、飲み物代のご用意をお奨めします。
※交流会は共同で夕食作りを行います。食材は準備してあります。実費をご負担いただく形です。
6, 申込方法 : JENボランティア申し込みページからお申し込みください。
JENボランティアへの参加にあたっての諸連絡も、合わせてご確認ください。
(申し込み締め切り 2013年6月28日(金) 18:00)
7, 定員 : 10名 (先着順とさせていただきます。)
8,注意事項 : 石巻〜網地島を結ぶ客船「網地島ライン」は天候や波の状況により、欠航する可能性があります。行きの船が欠航した場合、予定とは違う活動に変更となります。
帰りの船が欠航した場合、次の日以降まで現地に滞在する場合がございますのでご了承ください。船酔いを心配される方は、事前に酔い止めを飲まれることをお勧めします。
〜網地島について〜
石巻市の南東部に位置し、豊かな自然に恵まれた温暖な島。ウニやアワビなどの海産物が有名で、東北でも有数の透明度を誇る白浜海水浴場がある。震災前は観光客で毎年にぎわっていたが、震災により閉鎖。今年の夏に白浜海水浴場が再開の予定。
なお、活動内容は変更になる可能性がございます。なにとぞ、ご協力をよろしくおねがいいたします。
2013年6月~9月の復興支援ボランティアの活動日、活動内容は以下の通りです。
みなさまのご参加を、よろしくお願いいたします。
※お申込書、参加のしおりが新しくなりました。2回目以降の参加の方も、予めご確認ください。(2013年3月28日更新)
みなさまのご参加を、よろしくお願いいたします。
(活動内容に関しましては、予告なく変更になる可能性がございます。
お申込みの際に、ご確認ください。なにとぞ、ご協力をよろしくおねがいいたします)
※お申込書、参加のしおりが新しくなりました。2回目以降の参加の方も、予めご確認ください。(2013年3月28日更新)
【申込書】 「b_application_jpn201204__20130328itoukk.doc」をダウンロード
【参加のしおり】 「d_20130327_itou.docx」をダウンロード
********募集期間&日時********
<6月>
日付 曜日 内容 備考
1 土 花壇作り活動 門脇町 ご参加ありがとうございました!
2 日 花壇作り活動 門脇町 ご参加ありがとうございました!
3 月
4 火
5 水
6 木
7 金
8 土 漁業支援活動 谷川浜 ご参加ありがとうございました!
9 日 花壇作り活動 石巻市上釜 ご参加ありがとうございました!
10 月
11 火
12 水
13 木 漁業支援活動 東浜 ご参加ありがとうございました!
14 金 漁業支援活動 東浜 ご参加ありがとうございました!
15 土 漁業支援活動 谷川浜 ご参加ありがとうございました!
16 日 漁業支援活動 谷川浜 ご参加ありがとうございました!
17 月 漁業支援活動 南三陸町 ご参加ありがとうございました!
18 火 漁業支援活動 南三陸町 ご参加ありがとうございました!
19 水
20 木
21 金
22 土 漁業支援/花壇整備作業 ご参加ありがとうございました!
23 日 漁業支援/花壇整備作業 ご参加ありがとうございました!
24 月
25 火
26 水 花壇作り活動 門脇町 ご参加ありがとうございました!
27 木 花壇作り活動 門脇町 ご参加ありがとうございました!
28 金 花壇作り活動 門脇町 ご参加ありがとうございました!
29 土 漁業支援活動 谷川浜 ご参加ありがとうございました!
30 日 漁業支援活動 谷川浜 ご参加ありがとうございました!
<7月>
日付 曜日 内容 備考
1 月
2 火
3 水
4 木
5 金
6 土 海岸清掃活動 網地島 (船欠航時は花壇作り作業)
7 日 海岸清掃活動 網地島 (船欠航時は花壇作り作業)
8 月
9 火
10 水
11 木
12 金 漁業支援活動 東浜
13 土 農地再生活動 石巻市上釜地区
14 日 漁業支援活動 東浜
15 月 漁業支援活動 東浜
16 火
17 水
18 木
19 金
20 土 漁業支援活動 谷川浜
21 日 漁業支援活動 谷川浜
22 月
23 火
24 水 農地再生または花壇整備活動 石巻市内
25 木 農地再生または花壇整備活動 石巻市内
26 金
27 土 漁業支援活動 東浜
28 日 漁業支援活動 東浜
29 月
30 火
31 水
<8月>
日付 曜日 内容・活動場所 備考
1 木
2 金
3 土 漁業支援活動 谷川浜
4 日 漁業支援活動 谷川浜
5 月
6 火
7 水
8 木 花壇作り活動・農地再生活動 上釜・門脇
9 金 花壇作り活動・農地再生活動 上釜・門脇
10 土 除草・側溝清掃活動 網地島 ※船が欠航の場合、変更になります
11 日 除草・側溝清掃活動 網地島 ※船が欠航の場合、変更になります
12 月
13 火
14 水
15 木
16 金
17 土
18 日
19 月
20 火
21 水
22 木
23 金
24 土 除草・側溝清掃活動 網地島 ※船が欠航の場合、変更になります
25 日 除草・側溝清掃活動 網地島 ※船が欠航の場合、変更になります
26 月
27 火
28 水
29 木 花壇作り活動・農地再生活動 石巻市内
30 金 花壇作り活動・農地再生活動 石巻市内
31 土 漁業支援活動 南三陸町
<9月>
日付 曜日 内容 備考
1 日 漁業支援活動 南三陸町
2 月
3 火
4 水
5 木
6 金
7 土 漁業支援活動 谷川浜
8 日 漁業支援活動 谷川浜
9 月
10 火
11 水
12 木
13 金 漁業支援活動 谷川浜
14 土 除草・側溝清掃活動 網地島 ※船が欠航した場合、変更になります
15 日 除草・側溝清掃活動 網地島
16 月 除草・側溝清掃活動 網地島
17 火
18 水
19 木
20 金
21 土 漁業支援活動 南三陸町
22 日 漁業支援活動 南三陸町
23 月 花壇作り活動・農地再生活動 石巻市内
24 火
25 水
26 木
27 金
28 土 漁業支援活動 谷川浜
29 日 漁業支援活動 谷川浜
30 月
※活動内容は天候や受け入れ先の都合によって変更する場合がございます。あらかじめご了承ください。10月以降の日程は9月ごろ掲載予定です。
※活動内容は天候や受け入れ先の都合によって変更する場合がございます。あらかじめご了承ください。8月以降の日程は7月ごろ掲載予定です。
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2011年3月11日に発生した東日本大震災と津波により、東北地方は甚大な被害を受けました。震災直後から2012年12月末までに、JENのボランティア派遣プログラムを通じて、ご家庭の泥やがれき、側溝に溜まった泥の撤去や仮設住宅への物資の搬入など、街の復興に参加してくださったボランティアの方々は延べ8,300人を超えました。
震災から時間が経過し、活動内容はがれき撤去や側溝清掃などの多くの力を必要とする「緊急支援」から、漁業などの生計回復支援や仮設住宅などに住んでいらっしゃる方々の生活支援などの「復興支援」へと変化しています。 JENは「生きる力、を支えていく」をモットーに、中長期的な支援を継続してまいります。
復興に向かう地域の皆さんが、すこしでも早く元の生活に戻るためのスタート地点にたてるよう、そして前向きな気持ちを一緒に後押しするために、引き続き、皆さんのご参加をよろしくお願いいたします。
<ご参加の条件>
1.石巻事務所または宿舎まで自力でお越しいただける方
2.宿泊所を利用される際、宿泊所で共同生活ができること。
3.作業着、装備を持参できること。
4.ボランティア保険へ加入していること。
集合時間:朝8:00
集合場所:JEN石巻事務所(JR石巻駅から徒歩5分)
(石巻市鋳銭場3-13 SASADENBILL201)
※現地集合、現地解散です。
※始めてご参加される方は必ずオリエンテーションにご参加ください。(詳細は「参加のしおり」を参照)
※活動期間は1日からお受けいたします。
※お申込締切りは、ご参加希望日の一週間前(17:00)です。
※定員:基本的に、各日20名程度
※宿泊所をご利用の場合、施設維持管理費として:1 泊 1,000 円/人徴収させていただいています。(連泊の場合、最大5000円。2013年4月1日より改訂)
宿泊所を心地よく過ごして頂くよう、少し改修いたしました。それに伴って維持管理費が1,000円に変更となりました。ご協力をよろしくお願いいたします。
<作業内容>
◆漁業復興に向けた作業のお手伝い
◆農業復興に向けた作業のお手伝い
◆地元主体の各種イベント等のお手伝い
◆子どもの遊び場であり、地元の方々の拠り所である沢や寺社、公園等の清掃
※その時に最も必要とされている作業をお手伝いいただく予定です。変化する支援のニーズに合わせ、お手伝い頂く作業の内容は随時変わります。ご了承いただけますようお願い申し上げます。
<その他>
◆募集日時や集合場所は、現地の状況によって変わる場合がございます。必ず、ご出発前にJENのホームページ上で変更がないか確認ください。
◆お申込みいただいた後、こちらからメール、または電話にて受付完了したことをお知らせいたします。
◆定員(各回20名)に達し次第、締め切りとなりますのでご了承ください。お申し込みの締切日を過ぎてしまった場合にも、定員に満たない回には、ご参加頂ける場合もございます。個別にご相談ください。
◆悪天候の場合は、活動中止の可能性がありますのでご了承ください。
◆事務所は狭いため、集合時間以前に到着された方にお待ち頂くスペースがございません。集合時間の5分前を目途にお集まり頂けますようお願い致します。
<ボランティア保険加入について>
お申込み前にボランティア保険(地震等にも対応した「天災プラン」)に必ずご加入ください。お近くの社会福祉協議会等でご自身にて加入をお願いいたします。なお、ボランティア保険の有効期限は、毎年4月1日から3月31日までとなります。自動継続はされませんので、ご注意ください。
<お申込み方法について>
ご参加のしおりをお読みの上、申込書をご記入いただき、ボランティア保険への加入を証明する証書(書類)と一緒に E-mail または Faxでお送りください。 ボランティア保険の加入が済んでない場合、お申し込みは完了いたしませんので、ご注意ください。
<東北ボランティアに関するお問い合わせ>
volunteer@jen-npo.org 0225-25-5611
※受付時間:平日9時~18時
====
緊急募金を受け付けています。
↓↓↓↓↓↓↓
○郵便振替口座 00170-2-538657
口座名 JEN
通信欄に「東日本大震災」と記載ください。
○クレジットカード:http://bit.ly/c7R8iA
プルダウンメニューから「東日本大震災」をお選びください。
その他、銀行へのお振り込みに関しては、恐れ入りますが、ジェン東京本部(03-5225-9352 担当:富田、浅川)までお問い合わせください。
JENは、5月4日、ものづくりをする女性たちを応援するイベントを、石巻市で開催しました。
開場直後からたくさんの方においでいただき、イベントは大盛況となりました!
参加した11団体のブースには、かわいいアクセサリーや雑貨をはじめ、さまざまなものが並べられ、どれを買おうか目移りするほどでした。
【市内外から約200人の方においでいただきました】
来場者からは「素敵なものが多く、見ていて楽しい」との声をいただき、出店した方も楽しそうに接客していました
お客様だけではなく、出店した方々が互いに「これはどうやって作るの?」と情報交換をする場面も多く見られました。
【接客するみなさんにも笑顔があふれました】
イベントの目玉は「ものづくり体験」です。
3つのお店にご協力いただき、来場者への体験教室として「機織り」、「しじみアクセサリーづくり」、「ハワイアンアクセサリー」を行いました。
【人気の機織り体験ではコースターを作りました】
この体験会は、来場した方々のものづくりをやってみたいという気持ちを高め、コミュニケーションや外出の機会とし、生活の楽しみにつなげ、そして出店ものづくりグループの新たな仲間作りにも結び付けようという試みです。
その結果、AMIS工房さんの機織り体験では、体験した人のなかから数人が、次のAMIS工房の活動に参加することになりました。新しい繋がりを作ることができて、本当に良かったです。
【キッズスペースも大盛り上がり】
また、キッズスペースでは、子どもたちが布用クレヨンで「オリジナルバッグづくり」に挑戦。 素敵なバッグがたくさんできあがっていました。
イベント中、何人かのお客様から、「私も作ったものを販売してみたいのですが…」とお声を掛けていただき、とても嬉しく思いました。
ものづくりをする女性の収入創出や販路拡大の支援、情報交換の場にしようと開いたイベントは、大成功をおさめることができました。次回はもっと大きなつながりの場を作っていきたいと考えています。
次回のイベントは、今年10月ころに開催する予定です。
JENは、今後も石巻の女性たちの心の復興を支援していきますので、興味をお持ちになった方はぜひ、JEN石巻事務所までお問い合わせください。
【JENでは、東北の復興支援へ、皆様からのご寄付を受け付けています。ご協力をよろしくお願いします。
ご寄付は、こちらから受け付けております】