東北支援速報

“Reborn Garden”交流会を行いました

2014.02.04

JENでは、被災地の子どもたちへの支援活動において、“Reborn Garden(リボーンガーデン)”プロジェクトにご支援をいただいています。
Reborn GardenとJENのプロジェクトは、安藤美姫さんと世界を代表するスケーターの皆さんがファンの皆さまとともに開いてくださった2012年3月のチャリティ・ショー「Reborn Garden」が始まりでした。

1月25日、このプロジェクトを呼びかけたフィギュアスケーターの安藤美姫さんが石巻を訪れ、石巻の子どもたちとの昼食交流会を行いました。

石巻市は東日本大震災における最大の被災地であり、今なお仮設のプレハブ校舎や内陸の学校の教室を間借りし、不自由な学校生活を送っている子どもたちがたくさんいます。
今日は、そんな環境の中でも明るく頑張る子どもたちがたくさん集まってくれました。
会場は石巻駅前にある、創業121年の老舗のお店です。被災した店舗を新しく建て替えられ、2013年1月に再開されました。

【石巻市内からたくさんの子どもたちが集まりました】
140130 ①たくさんの子どもたちs-P1010673
【美姫さんの登場はサプライズでした。受付に来てみてびっくり!】
140130 ②安藤さん登場s-P1010430
交流会に参加したのは、子どもと保護者合わせて約25人。久しぶりに会う子や、初めて会う子もいたため、やや緊張した雰囲気で始まりましたが、一緒にご飯を食べるうちに、少しずつ笑顔が増えてきました。

【いっしょにランチを食べて、子どもたちもリラックスしてきました】
140130 ③一緒にランチs-P1010482
【ゲームを通して交流しました】
140130 ④ゲームで交流s-P1010526

約2時間の会の最後には、参加者一人ひとりが「今年の目標」を発表することに。みんな真剣に目標を考えていました。

【なんて書こうかな…】
140130 ⑤今年の目標1s-P1010568140130 ⑥今年の目標2s-P1010570

【一人ずつみんなの前で目標を発表しました】

140130 ⑦安藤さんと子どもs-P1010677

笑顔いっぱいの楽しい交流会、詳しい模様は後日、「Reborn Garden」公式サイトでレポートされる予定です。お楽しみに!


星空を見上げよう。『おしか星空教室』

2013.12.26

牡鹿半島の美しい夜空を楽しむイベント『おしか星空教室』が、12月22日に石巻市鮎川の牡鹿家族旅行村オートキャンプ場を会場に行われました。当日は、石巻市内から親子での参加を含む23人が参加しました。

このイベントを企画した実行委員長の西村さんは、現在大学3年生。JENボランティアとして石巻に何度も通う中で牡鹿半島の星空の美しさに気づき、“趣味である天体観測を通じて牡鹿半島、石巻の子どもたちに楽しんでもらうイベントを開けないだろうか”と考えました。イベント開催についてご自身が所属している東京大学地文(ちもん)研究会天文部のOBや、天文仲間などに声をかけたところ、19人の学生実行委員が趣旨に賛同し、今回の企画が実現しました。

まず、冬を代表する星座や「冬のダイヤモンド」についての解説を受けたあと、夜空の下で天体望遠鏡を使った木星や星雲の観測を行いました。参加者は、夜空を見上げて教わった星座を探したり、天体望遠鏡で木星や星雲の観察をするなど思い思いに観測を楽しみました。

【望遠鏡から見えたおうし座の“すばる”(プレアデス星団)】
131226 ①星空1504175_417136808418147_1736930533_o

(実行委員 松野允郁さん撮影)

【子どもたちは解説を熱心に聞いていました】
131226 ②説明を聞くs-2013-12-22 20.05.28-1

 

震災前は牡鹿半島に住んでいたが、いまは市街地に住んでいるという小学校4年生の男の子は「いつもなら見えない星がたくさん見えました。すごく光っていました。望遠鏡を使うことができて楽しかったです。」と目を輝かせていました。

観測を終えると、サンタやトナカイに扮した実行委員が登場!参加者のみなさんに星空の写真とメッセージカードをプレゼントしました。

【サンタさんも登場!】
131226 ③サンタs-2013-12-22 19.49.42-2
西村さんは、「今日の星空は、今まで生きてきた中で一番きれいでした。今日この日、同じ星空を見上げた体験を、これから夜空を見上げた時に思い出してくれたらと思います。たくさんの人に楽しんでもらえてよかったです。」とあいさつ。また、「牡鹿半島は人工光の影響が少なく、宮城県内でも有数の天体観測スポット。キャンプ場など滞在のための施設も整っており、もっとたくさんの人が天体観測をきっかけに訪れるようになれば地域の活性化にもつながるのでは。」と話していました。

【実行委員会から参加者に配られたメッセージカード】
131226 ④メッセージs-2013-12-24 16.39.21

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発災から1000日。 3266の追悼の灯り

2013.12.12

2013年12月5日14:46、発災から1000日を迎え、石巻では市民有志による『東日本大震災1000日追悼の灯り』が開かれました。

石巻市内各地から多くの人びとが訪れ、亡くなった方々への追悼の祈りを捧げました。

【灯篭の数は市内で亡くなった方と同じ数である3266個(平成25年9月末時点)】
131212 ①灯籠1471184_567927936634726
会場となった門脇町5丁目の『がんばろう!石巻』と大きく書かれた看板は、石巻を訪れる人が震災の被害を伺うことができる場所として、連日たくさんの視察のバスが訪れています。
しかし、この看板が一市民により設置されたものだという事はあまり知られていません。
震災からちょうど一か月が経った2011年4月11日、自らも被災しながらも、避難所などから片づけに通う市民を勇気づけたい、という思いから、市内の男性2人の手によって設置されました。

【『がんばろう!石巻』の看板周辺。震災前は、コンビニや住宅の立ち並ぶ街でした】
131212 ②看板周辺s-2013-12-10 12.54.35
今回の催しは、市民による実行委員会と70人以上の市民ボランティアの運営によって行われました。 亡くなった多くの方達への追悼の思いを共有し、生かされた者として前に進もう、という気持ちを共有する事を目的としています。灯籠の配置は、“3.11から現在、そして未来へと石巻の人びとの気持ちが広がっていく”ことをイメージして、石巻高校の美術部の1年生の皆さんがデザインを考えました。

【石巻としては珍しく、風もなく穏やかな一日でした】
131212 ①デザイン1421128_318520618280120

写真提供:「がんばろう!石巻の会」

実行委員長の黒澤健一さんは、「亡くなった方々への祈りを捧げ、復興への気持ちを共有する機会として、これからも節目となる日に行っていきたい。」と話していました。

参考:「がんばろう!石巻の会

【18時からの式典では、集まった市民全員で『花は咲く』の合唱が行われました】
動画はこちら 

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漁業体験「ふるさと子どもカレッジin谷川浜」を実施しました

2013.10.24

10月20日、JENは石巻市生涯学習課とともに、石巻市内に暮らす子どもたちの漁業体験企画である「ふるさと子どもカレッジin谷川浜」を実施しました。 子どもたちの安全管理、体験のお手伝いとして、「ユニクロ復興応援プロジェクト」社員ボランティアのみなさんにご協力頂きました。

当日は、谷川浜の養殖部会の漁師さんたちと一緒に、釣り体験、ホヤ養殖の仕かけづくり体験、ホタテの掃除体験などを行いました。

【養殖のしかけづくり 漁師さんの説明を聴く子どもたち】
131024 ①説明を聞くs-IMG_8587

【ホタテの殻にはフジツボやムール貝がびっしり!包丁でこそげ落とします】
131024 ②包丁でs-IMG_8598

 

そして子どもたちに一番人気だったのが、釣り!

【初めての子も、漁師さんに教わりながら挑戦!】
131024 ③釣りs-IMG_8517

【“震災前はよく釣りに行っていたけど、久しぶりに釣りをした”という子も】
131024 ④子ども1s-IMG_8568131024 ⑤子ども2s-P1100392

震災後、避難や心理的抵抗から、子どもたちが海にふれあう機会が減少しています。 今回の企画は、石巻の将来を担う子ども達に地元の良さを知ってもらい、体験することにより石巻をもっと好きになってもらうことを目的に実施しています。

最近では子どもの少なくなった浜に久しぶりに子どもたちの歓声があふれたことで、受け入れを行った谷川浜の漁師さんたちも、とっても楽しそうな様子でした。

【この日は、サバがたくさん釣れました♪】
131024 ⑥サバs-IMG_8582

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◆ラジオ「好きだっちゃ❤石巻」毎週金曜12:30~(再放送日曜10:30~)ON  AIR!
復興に向けて歩む石巻の人々を紹介しています!ラジオ石巻、そしてサイマルラジオで世界中どこからでもきくことが出来ます。ぜひお聴きください!感想もお待ちしています。
10月25日、最終回です!

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ダンス教室 一年間の成果発表会!

2013.10.17

10月13日、渡波公民館で行われた「渡波復興芸能祭」で、JENのダンス教室の子どもたちによる発表会がありました。

【会場となった渡波公民館には、たくさんの地域の方が集まりました。】
131017 ①公民館s-2013-10-13 14.07.01
JENでは、東京のダンススタジオ「R2CREATIVE」の野村涼子先生、図師みなみ先生のご協力のもと、2012年10月から、石巻市全域の子どもたちを対象に、運動不足解消とストレス発散、交流の場と学びの場を目的としたダンス教室を月に一回のペースで続けてきました。(ダンス教室の様子はこちら
今日は、その一年間の成果の発表会です!

【息の合ったダンスを見せる子どもたち(動画でお伝え出来ないのがとっても残念です!)】
131017 ②子どもたちs-2013-10-13 15.15.59
観客席からは、子どもたちのかわいらしいダンスに温かい拍手が起き、中学生による大人顔負けの息の合ったダンスには、感嘆の声が上がりました。子どもたちの元気をもらって、会場中が笑顔で満たされました。 JENスタッフも、その成長ぶりを見て、思わずうるっとしてしまいました。

【楽しそうに見守る地域の方々】
131017 ③地域の方々s-2013-10-13 14.22.13-1tri
この一年を振り返って、親御さんや子どもたちからは、“ダンスを通じて友達、仲間が出来たことがとてもよかった”という感想が多く聞かれました。 ダンスを通じて、かけがえのない仲間を得、交流が広がり学びの場となることが出来ました。

今回の発表会は一つの区切りとなりましたが、ダンス教室はこれからも継続していきます。 変わらぬご支援をどうぞよろしくお願いいたします。

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