東北支援速報

仮設住宅集会所でのつるし雛作り

2012.04.07

JENがコミュニティ活動に取り組む仮設住宅では今、つるし雛作りが行われています。

3月に行われていた雛人形作りにつづき、つるし雛に挑戦です。(3月の雛人形作りについてはこちら

つるし雛作りは、地域の皆さんの声から生まれました。来年の桃の節句にむけて、毎月ひと種類ずつ作り上げていきます。

4月のある日、皆さんはフクロウの制作にとりかかっていました。

「先月来られなかったから、今回は来たいと思って」という声も聞こえてきました。もの作りに励む皆さんの表情は真剣そのもの。フクロウには、「福」や「不苦労」の意味が込められているといいます。

【この日もたくさんの方が集まりました】

「あらぁ、針がみえないわ」と目を細める女性の隣で、代わりに針の糸を通す女性がいました。お話を伺うと、震災前はすぐご近所に住んでいたとのこと。住むところは仮設住宅に移っても、ご近所さんの輪がしっかり根付いていました。

【楽しそうな会話が聞こえてきます】

お昼には、各自持ち寄ったおにぎりやお漬物とJENスタッフ手製の温かいスープを囲み、午後はまた制作活動です。男性の参加者もいらっしゃり、初めて作ったとは思えないフクロウの仕上がりに、周りの皆さんから歓声があがりました。

JENでは、継続したコミュニティ活動を通じ、多くの人が集まり自然と会話が生まれていくようなコミュニティ支援をこれからも行っていきます。

【お父さん制作のフクロウ】

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パノス・カラン ピアノコンサートin宮城②(3/24〜25)

2012.04.05

【3/24 3日目 仮設住宅集会所1か所〜気仙沼市】

3/22より石巻市内でピアノコンサートを開催したパノスさんは、3日目を迎え気仙沼市へと入りました。

昨夜の雪がうそのように、今日は天気に恵まれました。ここは気仙沼市にある50軒ほどの小さな仮設団地です。今日は仮設へのエアコン工事があり、住民の皆さんも工事立ち合いで忙しそうでした。

そんな中、ピアノコンサートにお越しいただき、たいへん嬉しく思います。“さくらさくら”や“荒城の月”が流れると一緒に口ずさむ方が何人かいました。こちらもとても気持ちが暖かくなります。コンサートを終えた後は、みんなでお茶っこをしてさらに親睦を深めました。

【3/25 4日目 なかやしきっさ〜石巻市】

最後の日を迎え、会場となる石巻市の中屋敷にあるコミュニティカフェ「なかやしきっさ」に到着すると、外大生の方々や子どもたちがいました。子どもたちは、外国の人であるパノスさんを興味深そうに、遠くからちらちら見ていました。恥ずかしがってなかなか声をかけられず、勇気をもって「ハロー」と話しかけると、パノスさんからも「ハロー」と返してもらいとても嬉しそうにはしゃいでいました。子どもたちは、コンサートが始まる前にご近所に拡声器で呼び込みにも行ってくれました。

演奏前に練習がはじまると、皆さんは席についてすでにコンサートがはじまっているかのように静かに耳をすまして聞いていました。お待ちかねのようなので、時間よりも5分早くスタートし、「なかやしきっさ」には素敵なクラシック音楽が鳴り響きます。パノスさんの日本語の挨拶やギリシャ音楽の演奏、最後はアンコールを受けて日本の曲で締めくくりました。

“さくらさくら”や“荒城の月”が奏でられると、皆さんは自然と歌いだします。綺麗な旋律は心を癒してくれ、日本の童謡は古き良き時代を思い出させてくれます。思い思いに心を打たれ涙を流す方もいました。最後は口々に「よかったぁ〜、よかったぁ〜」と満喫した様子でした。

ここの地域には、震災後に津波でピアノがたくさん流れたそうです。近くのピアノ教室に通っている人もいるそうで、今日の演奏会は地域の皆さんにとって特別な会となったようでした。

サインや写真をせがまれて大人気のパノスさん。子どもたちがなついた頃には別れの時がやってきました。「また、きてね」「ピアノ教えてね」と。

今回、訪れた先々で音楽の力により皆さんの心に癒しと喜びを与えていただきました。

演奏を終えた後の皆さんの眼差しは、みんなきらきら輝いていて、行く先々で「ありがとう」と。言葉はいらない、音楽があれば世界は一つになれる。そんなことが実感できた4日間でした。

皆さんが少しでも勇気や希望を持てるように、これからもJENはともに歩みつづけたいと思います。

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パノス・カラン ピアノコンサートin宮城①(3/22〜23)

2012.04.05

【3/22 1日目 荻浜小学校/HANA荘〜石巻市】

ギリシャ出身であるパノス・カランさんは、震災後、被災者へ音楽のちからを届けようと自ら電子ピアノを携えて、去年8月に初来日し、避難所などでコンサートを開催しました。震災より1年を迎え再来日し、哀悼の意を込め音楽を通じて元気を届けようと、宮城県では石巻市や気仙沼市などの各地を回ってピアノコンサートを行いました。

宮城県での最初のコンサートは、牡鹿半島にある荻浜小学校で開催されました。前日の卒業式の余韻が残る体育館を会場として、先生、生徒、地域の方々が一緒に音楽を楽しもうと集まりました。

まず始めに、パノスさんから日本語で、自己紹介と被災地の復興への思いが伝わる挨拶がありました。

その後、チャイコフスキー、ショパン、ヘンデルやギリシャの音楽、最後は日本の曲“さくらさくら”など、計7曲を演奏し、会場は癒しの空間へと満たされました。

【荻浜小学校にて7人の在校生たちと】

演奏が終わると、思わず立ち上がって拍手をする方もおられ、パノスさんはもう一曲演奏してくれました。

【拍手喝采を浴びるパノスさん】

地域の皆さんや諸先生がたは暖かくパノスさんを迎えてくれ、最後は記念撮影をして皆さん素敵な笑顔で締めくくりました。

続いて、鹿妻(かづま)地区にあるコミュニティカフェHANA(はな)荘(そう)へと移動し、本日2度目のコンサートです。すでに子どもたちでにぎわっていて、演奏会の前にちょっとしたピアノ教室が開かれました。

【興味深々の子どもたちとピアノ教室】

パノスさんは、子どもたちに囲まれ、ピアノの弾き方を教えていました。子どもたちのまなざしは真剣そのもの。見ている側が、ついつい微笑んでしまいます。

【陽だまりの演奏会】

暖かい午後の日差しの中、コンサートも和やかなムードで終了しました。音楽と共に子どもたちの笑顔にも癒されました。

【3/23 2日目 仮設住宅集会所2か所〜石巻市】

2日目のコンサートは石巻市にある仮設住宅集会所2か所にて行われました。会場には、音楽の調べに誘われて、続々と住民の方が集まってきたり、仮設の巡回を終えたナースさんも訪れてくれました。

【たくさん訪れた住民の方々】

「こういう音楽のコンサートを開いてもらって、すごく、心が癒されて良かったぁ」

「異国の方が、異国の日本の曲“さくらさくら”を弾いてくれて、すごく感激しました」

と感想もいただき、「アンコール、アンコール」と皆さんの拍手がなかなか鳴りやみません。

急きょ、初めて楽譜を見ながら“荒城の月”を演奏していただき、「春〜こうろうの〜花のえん〜」と、皆さん合唱し会場は一体感につつまれ、感激で涙を流している方もいました。「震災で亡くなった夫が、クラシックが好きでよく家で音楽が流れてたんです。CDも流されてしまって、聴くこともできなかったけど、こうやって生のピアノ演奏を聴くことができて、すごくうれしいっ。全部、聞いたことのある曲でした」と。懐かしそうに話していただきました。

午後は他の仮設集会所にて本日2度目のコンサートです。集会所の前にはすでに何人か並んで待っていました。こちらでも皆さん熱心に聴いて行かれ、コンサート終了後も「トルコ行進曲」等のリクエストに即興で答えていただきました。その後、握手や写真撮影などをし、どこに行ってもパノスさんは大人気でした。

特に女性からは「年齢はいくつですか?結婚してるの?恋人は?イケメンですね〜」と興味津々の質問などが飛び交い、和やかなムードでした。

パノスさんからは、「言葉は通じなくても音楽でみんなの心は通じ合える。そして、今この場所でまさにそれが起きている。そのことがとても意味がありうれしいことです」と。

明日、パノスさんは気仙沼市へと向かいます。

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「希望のゼミ」がスタートしました

2012.03.29

  3月24日(土)、石巻市鹿妻地区にあるコミュニティ・カフェHANA荘で「希望のゼミ」が開講しました。

希望のゼミは、被災地の中学生、高校生の学習や受験を無償でサポートする取り組みです。中高生たちが将来の夢や進学をあきらめないよう、ともに走っていきたいという思いを込めて「希望のゼミ」と名づけられました。

このプロジェクトを実施するNPO法人フローレンスのご協力により、JENがコミュニティ支援を行っているHANA荘で今回学習支援がスタートをきりました。

自習スペースとして開放されたHANA荘には、多くの中高生が集まりました。テスト勉強の悩みから、進学したい高校の話、大学に進学したら専攻したい分野、そして将来なりたい夢まで。

緊張した表情をしながらも、子どもたちはそれぞれ胸に抱く思いを、いきいきとした表情で話していました。

普段、地域の子どもから大人まで集まるHANA荘は、これから毎週土曜日午後は中高生の学びの場に変わります。学習の場の提供というニーズにも応え、JENは地域の子どもたちの成長を支えていきます。

 

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全国の皆さんに感謝して〜佐須浜カキ復興感謝祭

2012.03.29

 

3月25日(日)、いよいよ「佐須浜カキ復興感謝祭」当日を迎えました。(前日の様子についてはこちら

震災当時、佐須浜も漁業の継続が危ぶまれましたが、多くのボランティアや支援団体の活動によりカキ養殖を再開することができました。JENでは、米国の緊急支援団体IRC(International Rescue Committee)のご協力のもと、昨年11月に佐須浜でのニーズ調査を開始し、今年2月からはワークショップを開催しています。

佐須浜カキ復興感謝祭の開催は、「全国の皆さんに感謝し、ぜひ佐須浜のカキを食べに来てほしい」との漁師さんたちの思いが出発点でした。当日、朝早くから漁師さんたちの準備は始まります。三井物産などボランティアの皆さんにも、調理の準備から交通整理まで全面的にご協力いただきました。

25日は、佐須浜というひとつの浜に多くの方が集まりました。遠く東京、山梨、岐阜からの観光客や、地元石巻市内に暮らす人たちまで。さらには、津波被害により佐須浜を離れざるをえなかった住民の方たちも、この日は集まり、うれしい再会を果たしました。

また、JENがこれまで復興支援にたずさわってきた新潟・池谷の方たちもお越しくださいました。

(新潟・池谷の復興への歩みについてはこちら

あつあつの蒸しガキや焼きガキ、しうり(ムール貝)汁がふるまわれ、皆さんとてもおいしそうにほおばります。

【できたての蒸しカキ】

 

【磯の香りたっぷりの「しうり汁」】

 

「カキは焼くと甘みが増すよ」「カキ初めて食べたけどおいしい!」など会話の交流も生まれ、わきあいあいとした雰囲気となりました。BGMで流れてきた演歌に「海の歌を聞くと、漁師の血がさわぐなぁ」と笑う漁師さん。その言葉が印象的でした。

【にぎわったカキ復興感謝祭】

 

石巻の海に活気が戻る日まで――。JENは、これからも皆様のご支援とともに、石巻各地での本格的な漁業再開に向けてニーズに適した継続的な支援を行っていきます。

【佐須浜の海】

 

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