東北支援速報

佐須浜のお手伝い〜地元漁師さんたちとの交流

2012.03.29

3月24日(土)、石巻市佐須浜で三井物産の皆さんに朝早くから清掃作業をお手伝いいただきました。

雪が多く残るなか、津波被害で多くの家屋を失った佐須浜で、皆さんは腐食した竹や、津波で流れ込んできた自転車、家庭用品などをかき集めました。

作業の途中、「コーヒー飲まいん(飲みなさい)」と地元のお母さんからコーヒーの差し入れがありました。鍋であたためてくれたコーヒー缶を片手に、しばしのブレイクです。

漁師さんからは、震災発生時に波が押し寄せて山へ逃げた人の話など、佐須浜の当時の話を伺いました。

午後には、翌日の「佐須浜カキ復興感謝祭」に向けた準備が行われました。

三井物産の皆さんには、カキ養殖の初期段階である原盤づくり(からこ刺し)、種つけ作業からお手伝いいただいてきました。そのカキが立派に生育し、今回の復興感謝祭でふるまわれることになったのです。

その水揚げされたカキを手に取り、皆さんでひとつひとつ丁寧に分けていきます。

【ごつごつしたカキのかたまりをひとつひとつ分けていきます】

【しうり貝(ムール貝)のごみ取り作業】

 

ときに笑い声が交じりながら、地元漁師さんやお母さんたちと一緒に楽しく準備が進んでいきました。

さて、翌日はいよいよ「佐須浜カキ復興感謝祭」です。その詳細は次回に続きます。

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その他、銀行へのお振り込みに関しては、恐れ入りますが、ジェン東京本部(                              03-5225-9352                 担当:富田、浅川)までお問い合わせください。


【震災から1年〜HANA荘での復興祈願イベント】

2012.03.10

3月10日(土)、鹿妻(かづま)地区にあるコミュニティカフェHANA(はな)荘(そう)にて、震災から1年目を迎えるにあたり復興祈願イベント「希望のHANAを咲かせよう」を開催しました。

HANA荘は、JENがコミュニティの復興をサポートするコミュニティカフェです。支援者の皆様のご協力のもと、昨年11月にオープンしました。

当日は、タレントのボビー・オロゴンさんが応援にかけつけてくれるというニュースに、HANA荘には地域の子どもからお年寄りまでおよそ300名が集まりました。ボビーさんが「皆さんこんにちは!」と元気よく登場すると、周囲からどっと歓声があがり楽しい雰囲気に包まれました。

【ボビーさんの軽妙なトークに満面の笑み】

 

  トークの後は、「石巻茶色い焼きそばアカデミー」さんのご協力により、地域の皆さんに石巻焼きそばがふるまわれました。焼きそばの香ばしいにおいにさそわれて、テントには大行列が。当初予定だった300食を大幅に上回り、ご厚意で200食追加の合計500食もの焼きそばがふるまわれました。

【焼きそばを作る様子をじっと見つめています】

【とても楽しそうなおばあちゃんどうしの“女子会”】

日本ロレアル株式会社の皆さんによるメイク講座やハンドマッサージも行われました。順番待ちをするほどの人気で、女性のみならず、男性もハンドマッサージを受けていました。皆さんそれぞれにリラックスした時間が流れていきます。

別の会場では、バードハウスとベンチ制作が行われました。石巻工業高校建築クラブの皆さんが先生となり、子どもたちと一緒に “未来に羽ばたく鳥”をイメージしたバードハウスやみんなで使えるベンチを作っていきます。

【難しい作業も教わりながら】

完成したバードハウスやベンチを前に、子どもたちは達成感に満ちたうれしそうな表情をうかべていました。バードハウスには、自分で好きな絵を描いたり、メッセージを書いたりしていきます。そのなかに、「がんばれ かづま!」と書かれたバードハウスを見つけました。

【願いが込められたバードハウス】

地域の復興を願う子どもたちの気持ちを受け止め、JENはこれからも継続的なコミュニティ支援を行っていきます。

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【音楽がつむぐ復興支援②〜石巻消防音楽隊への楽器支援】

2012.03.09

3月9日(金)、東日本大震災支援プロジェクト「HOPE FOR JAPAN」を実施する一般財団法人mudef(ミューデフ)と、石巻市内で復興支援活動を行うJENは、石巻地区広域行政事務組合消防音楽隊(以下、消防音楽隊)へ楽器の贈呈を行いました。

【楽器贈呈式の様子】

今回のmudefとJENによる楽器支援は、昨年12月の石巻市内小中高等学校16校への楽器贈呈に次いで第2弾となります。

消防音楽隊は、「火の用心を音楽に託して」をスローガンに、これまで石巻市・東松島市・女川町において防火コンサート、防火パレードや定期演奏会などを実施してきました。

広く地域のみなさんに親しまれてきた消防音楽隊も、昨年3月11日の震災では隊員2名が殉職しました。さらに、これまで所有していた55点の楽器のうち10点とユニフォームのすべてが被災しました。それ以来、音楽隊として練習することができず、地域イベントへの出演にも対応できない状況にあったといいます。

【被災をまぬがれた昨年3月当時のままの楽器】

消防音楽隊の活動再開が望まれていながら、これまで楽器への支援がなかったことから、このような状況を知ったJENはmudefと「HOPE FOR JAPAN」に賛同するロックバンドGLAY(グレイ)の皆さんのご協力を得て、今回の楽器贈呈を行いました。

贈呈された楽器は、津波の被害を受けた楽器10点(アルトサックス、テナーサックス、ソプラノサックス、ピッコロ、フルート、ホルン、ユーフォニューム、ハーモニーディレクターと、クラリネット2点)です。

贈呈式では、「今でも毎日50名の隊員が行方不明者の捜索にあたっています」「(楽器をいただいて)一日も早く演奏活動を再開できるように努めたい」という代表の皆様からの言葉が力強く響きました。新しい楽器を手にした隊員の皆さんは、新しい音色にほころんだ表情をうかべていました。

【予定になかった楽器演奏】

地域にねざした消防音楽隊の演奏が町中に響きわたる日を、JENスタッフも楽しみに待ちたいと思います。

【決意も新たに】

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打ち上げられた船を見つめて

2012.03.08

打ち上げられた船を見つめて

これは去年の12月10日に撮影された底引き中型船の写真です。震災から9か月を経ても動かすことができず、港にこの1隻だけが取り残されたままになっています。

実は、この船の持ち主というのが、JENの支援を受けている業者さんなのです。今回は、この船と業者さんとJENのエピソードをお伝えしたいと思います。

解体業を営んでいる業者さん。震災当日は、買い取った船を陸揚げ・解体するため、別の漁港へ曳航(えいこう)する準備をしていました。あと5分で曳航開始という矢先に、激しい揺れに襲われました。間違いなく大津波が来ると確信し、一刻も早く高台へ逃げなければと思ったものの、船のことが気にかかり、30分がかりで岸壁に係留し直しました。その後、逃げる途中で津波の第1波にのまれ、一気に押し流されたのです。高台のふもとの墓地の墓石にしがみつき、かろうじて一命を取り留めることができました。そして高台へと這い上がり、同じように後から流されてきた人たちを何人も引っ張り、避難させました。しかし、家屋をのみこんで襲い来る第2波を目の当たりにした後の記憶は、断片的にしか残っていないそうです。

翌日、高台から近くのパチンコ店に避難。そこで2晩過ごし、7時間歩いてやっと自宅へ帰れたのは3日後のことでした。ご自宅もご家族も無事でしたが、従業員が1名、津波に命を奪われてしまいました。また、営業用のトラック2台と重機1台が流され、大型車1台も半分冠水しました。

あまりにも非現実的な現実の連続。一体これからどうしていけばいいのかと、頭の中の整理がつかずにいたある日、JENとの出会いがありました。JENから、被災した個人事業主にトラックを無償で貸し出すという支援の打診があったのです。

全く聞いたことのない団体、全く面識のない人からの突然の電話に、最初はそんな虫のいい話などあるわけがないと思ったそうです。しかし、自力で車両を手配しようと探し回っても、販売・リース共に1台もないのが現実でした。

半信半疑ながらもコンタクトをとっているうちに、話がまとまり始め、最終的にはトラック2台貸し出しの契約を結ぶことができました。それによって仕事が生まれ、新たに4名の従業員を雇用でき、今ではトラックを使った社会貢献活動にも積極的に取り組んでいらっしゃいます。

(人々の生活再建のための本事業は、支援者の皆さまと、ジャパン・プラットフォームのご協力により2月末日まで実施されました)

「今まではテレビなどで復興支援活動をする人々を見ていたけれども、今回、実際に支援を受ける立場になって、口では言い表せないほど感謝をしている。本当にいい経験をした」と、業者さんは語ります。

【業者さんのお話に耳を傾けるJENスタッフ】

さて、そんな業者さんの船のその後はというと、今年の1月10日、ついに陸揚げに成功したのです。実はこれまでに2度陸揚げを試みましたが、2度とも失敗。これが3度目の正直、というわけです。これには業者さんも、JENスタッフも感無量です。

【吊り上げられた船】

そして2月27日、大がかりな解体作業が始められました。作業には、JENが支援しているトラックも使われています。

【解体された船の部品をトラックで運搬】

港に取り残された最後の一隻の船。姿を消しても人々の記憶にはずっと残ることでしょう。間もなく震災から1年を迎えます。これからも景色はどんどん変わっていきますが、震災の教訓と支え合いの心は決して忘れてはならない、と改めて思いました。

JENはこれからも地元の人々に寄り添いながら、支援を続けていきます。

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東浜より感謝の気持ちをこめて

2012.03.03

3月3日(土)、牡鹿半島東浜小学校にて、「東浜地区災害復興祭」が行われました。元東浜災害対策本部の方々が、今までお世話になった各支援団体や自衛隊へ感謝の意を表したい、ということで主催し、JENも招待客の一員としてお招きにあずかりました。

5つの浜から成る東浜地区は、石巻でも特に被害の大きい地区のひとつです。この場所とJENとの関わりは、緊急時の物資配布から始まりました。

全国から寄せられた長靴・スコップなどの汚泥撤去道具の配布 。株式会社ファーストリテイリング(ユニクロ)様からご提供を受けた衣類の配布。全国から集まってくださったボランティアの皆さんと共に家屋の泥出し。小学校での人形作り 。資生堂様による美容エステボランティア。夏には野菜支援漁業支援 災害対策本部の解散後も、引き続き漁業支援 を行っています。

さて、お祭り当日。会場に到着した私たちをお出迎えしてくれたのは、東浜の住民の皆さまの温かい笑顔と、養殖再開を果たした牡蠣のおいしそうな磯の香りでした。

【この時期が一番おいしいという牡蠣を炭火焼きで】

かつては地震で天井が落ちていた中で物資配布を行っていた体育館も、復旧し、もとの姿に戻りました。

【きれいになった天井】

1分間の黙とうを捧げた後、「今までのたくさんの支援に心から感謝している。今後も絆を大切にし、復興への道を歩んでいきたい」と、元東浜地区災害対策本部長の豊島さんが開会のご挨拶をされました。

【着ているベストにはびっしりと応援メッセージが】

お祭りでは歌や踊りに太鼓の演奏、とれたての牡蠣やワカメを使った料理がふるまわれ、会場に訪れた約160名の招待客を楽しませてくれ ました。

【幸せを呼ぶといわれる地元の伝統芸能「獅子風流(ししふり)」】

【会場に鳴り響く太鼓とお囃子】

【お母さんたちからも黄色い声援が】

また、天候の都合により急きょこの体育館へ会場変更ということで、兵庫県芦屋市からお隣の荻浜小学校野球チームへのユニフォームの贈呈式も行われました。思いがけず、もう一つの心温まる絆の物語に立ち会うことができました。

【ユニフォームを受け取る子どもたち】

浜の方々との楽しい交流のひとときは、福貴浦区長の阿部さんのご挨拶で締めくくられました。「本当に大変なのはこれからだ。皆で一致団結し、乗り越えていこう」とのお言葉に、改めて身の引き締まる思いがしました。

【全員で力強く拳を上げて閉幕】

あの日から1年が経ちました。だいぶ復旧が進んだとはいえ、まだまだ至る所に震災の爪痕が色濃く残っています。課題は山積みだけれども、1歩ずつ、前へ進もう。JENはこれからも浜の皆さんの自立のために支援を続けていきます。

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