シリア難民支援速報

公立学校での植樹

2017.07.06

ヨルダンの環境省が、メディアを通して「ヨルダン全土が私たちの住まい」という全国キャンペーンを立ち上げました。このキャンペーンは2016年8月に始まっており、ヨルダンの生態系バランスを保つ森林や資源、環境を清潔に保持することの大切さを共同体の構成員である私たちに学習してもらうことが目的です。

 このキャンペーンの一環として、環境省は4月8日を「全国衛生の日」に定めました。そして、人々の注意を喚起し、また私たちが住む土地の清潔さに留意しないことで引き起こされる危険や環境に有害な行動とは何なのかを理解してもらうため、「祖国の叫び:私たちの環境は私たちの生活」をスローガンにしました。

このキャンペーンでは、公共の場所を掃除し、木を植えることが奨励されています。イスラムの預言者ムハンマドは使徒に植林をするように奨励していました。ヨルダンは人口の大半がイスラム教徒であるため、木を植えることはイスラムの善行とみなされ、受け入れられています。

JENのホストコミュニティ事業担当チーム、中でも特に衛生促進活動をするチームが、公立学校で衛生促進のイベントを実施して、このキャンペーンに参加しました。児童や教員と一緒に校内の清掃をし、また学校の敷地の広さに合わせて農業省から苗木の提供を受け、植樹を行いました。バルカ県サルト市にあるヤファ小学校では、生徒とともに学校の花壇に50本以上の苗木を植え、花壇の手入れをしました。

当日は当該校の校長をはじめとする全教員や地元教育局の職員、サルト市の職員がこのイベントに参加し、清掃や植樹のみならず、衛生に関するゲームやサッカーの試合を楽しみました。

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20170706_JD_0420170706_JD_03プログラムアシスタント
アラ・クルディ

 

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jordan

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