東北支援速報

熊本地震 – 東北の自治体が応援隊を派遣 

2016.04.21

 

このたびの熊本地震に際し、被災された方へお見舞い申し上げます。

被災地では余震等が頻発する中、自衛隊・警察、医療機関等による現地での支援活動が行われています。そうしたなか、様々な自治体職員が現地に応援に入っており、石巻市もそのひとつです。

宮城県石巻市では、救助、復興の相互協力(役務提供物資調達)を行う「災害時相互応援協定」を2011年11月15日 熊本県八代市と締結しており、今回、その協定に基づき、震災後いち早く4月16日に石巻市職員が飲料水や食料をトラックに乗せ、八代市に向け出発しました。

5年前の東日本大震災後、熊本の行政機関や市民が、東北の被災地に対して保健医療関係者や技術者・行政機関への人材派遣、義援金の寄付、物資支援、公営住宅の提供、就業支援、交流会とたくさんの支援を行いました。

今度は東北の番です。

また、人を送る、ものを届けるだけが支援ではありません。
大きな災害を経験してきたからこそ知っている、「真に被災地のためにとるべき行動」について、宮古市社会福祉協議会はWEBサイトから発信しています。

http://www.miyako-shakyo.or.jp/

発災直後の現時点に限っては、多くのボランティアが現地を訪れることにより限られた交通網がさらにマヒし、個別の支援物資等の受入れは、現地での仕分け作業等、不要な負担を招き、支援が仇となることがある、と述べています。
当面の行動として、
(1) 可能な方は、義援金にご協力。また、被災地の製品を購入することで、間接的に被災地の支援につながる、
(2) 報道機関などによる物資の不足情報に反応した物資の提供は控える。(「被災地の状況は日々変化することから、遠地から物資が到達したときにはすでに過剰となっていることがほとんどです」)

【2011年4月 東日本大震災時の炊き出しの様子(石巻市)】
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【2011年4月 東日本大震災時の衣類等の物資配布の様子(石巻市)】
Uniden Digital Camera

【2016年4月 日和山から(石巻市):
桜の奥に見えるフェンスで囲われている門脇小学校、北上川と太平洋】
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東日本大震災を経験したからこそできる支援、そして、震災後5年目に入る2016年も、JENは引き続き被災地の方々と一緒に復興に向けた活動に全力で取り組んで参ります。

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【JENでは、皆様からのご寄付を受け付けています。ご協力をよろしくお願いします。
ご寄付は、こちらから受け付けております】

 

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