東北支援速報

変わっていく景色

2016.01.21

2015年は、各地で復興公営住宅の入居がはじまり、公立病院や魚市場の再建、商店街の完成、鉄道の全線運転再開など、新たなスタートと、生活の利便性が戻ってきた年でもありました。
また、復興・復旧だけでなく、防災・災害対策として津波避難タワーが完成しました。

2016年も、復興公営住宅や公立病院の完成予定が続き、震災遺構の保存に向けた工事調査が始まり、そして、今なお続く行方不明者の捜索。
先の国勢調査で、福島県では福島第一原発事故の避難区域が100%、宮城県では女川町の37.0%、岩手県では大槌町の23.2%が減少率ワーストとなっています。
沿岸部の人口減少、内陸部や都市部の人口増加は、震災によるものとともに、以前からあったものが震災によって加速した地域の課題でもあります。

【災害対策庁舎と盛り土(南三陸町):
何もなくなってしまった災害対策庁舎の周りも今は盛り土に囲まれています】
20160121_TH_01_Mimamisanriku

【津波避難タワー(石巻市):浸水域外への避難が遅れた場合の津波一時避難場所】
20160121_TH_02_Tower

【新内海橋工事(石巻市):被災した橋を新たに架け替える工事】
20160121_TH_03_Bridge

震災後、5年目に入る2016年もJENは引き続き被災地の方々と一緒に復興に向けた活動に全力で取り組んで参ります。
1月からはひとり親家庭の支援専門団体とのパートナーシップのもと、新たな活動も加わります。次号の支援速報でお知らせいたします。

 

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