周辺国に逃れている

シリア難民の数

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世界で2番目に大きな難民キャンプ、ヨルダンの「ザータリ難民キャンプ」には、
シリアから逃れてきた約8万人の人びとが避難生活を強いられています。

※出典:UNHCR2015年5月時点

周辺国に逃れている

シリア難民の数

3,977,211

世界で2番目に大きな難民キャンプ、ヨルダンの「ザータリ難民キャンプ」には、
シリアから逃れてきた約8万人の人びとが避難生活を強いられています。

※出典:UNHCR2015年5月時点

未来が見えない過酷な日々。

  • ©Kei Sato
  • ©Yusuke Hishida
  • ©Kei Sato
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シリア紛争が勃発してから4年。長期化する難民キャンプの生活はとても過酷なものです。
灼熱の夏と氷点下の冬。強風と砂埃。未来が見えず、不安を抱える日々。
勉強をしたい子ども、仕事をしたい大人。みんな、「ふつうの暮らし」を取り戻したいのです。

「自立して生きる」ために、継続した支援が必要です。

紛争や自然災害は、人の未来と生きる力を奪います。
紛争を逃れて辿り着いた見知らぬ土地で、
希望を失わずに生きていくことができるように。
人びとの「自立して生きたい 」という想いをサポートしたい。

あなたの支援が、困難にある人びとの「自立して生きる力」 を支えていきます。

モハマッド アル ヒラキーさん

19歳

「ジャーナリストは子どもの頃からの憧れで、シリアからヨルダンに逃れてきた後も、それが叶うことをいつも願っていました。真実を自分の目で見て雑誌や新聞に執筆すること。それが僕の夢でした。難民キャンプで行われる各種イベント情報を聞くたびに、その中からジャーナリストへの道に通じるようなイベントがないかと探していたある日、JENが発行している月刊誌に辿り着きました。そして、編集部が『ジャーナリスト育成トレーニング』を開催すると聞いたときには、心が躍りました。」

難民キャンプにはマスメディアが存在しません。JENがザータリ難民キャンプで発行している月刊誌「The Road」では、難民と支援団体の双方が情報を発信し、難民キャンプで利用できるサービスの紹介、厳しい生活を乗り切る知恵、詩やレシピまでを掲載しています。

記事は難民の方々が執筆したものです。モハマッドのようなジャーナリスト志望の若者たちが記事を書きます。ジャーナリスト育成のワークショップは、15歳~24歳が対象で、文法、インタビューの方法、記事の書き方、レポーティングや取材倫理を学びます。

「ジャーナリストになりたい」

モハマッドのような夢を支えることは、若い難民の生きる希望に繋がっていきます。

私の自立ストーリー 1

ザータリ難民キャンプで取材中のモハマッド

モハマッドたちが作る雑誌は、
こうして難民キャンプの人びとに読まれています。

ムナさん(仮名)

26歳

「紛争が始まり、私が住んでいたシリアの家は戦火の中で壊されました。その後、家族でシリア国内を転々と避難しましたが、戦闘の恐怖が頭を離れませんでした。そんなある日、意を決して国境を越え、ヨルダンに逃げてきました。

あれから2年。ザータリ難民キャンプでは、最低限の安全が保障されていますが、下水施設もなく、水はけが悪く、夏は40°Cを超えます。気をつけていないと衛生環境はどんどん悪くなります。そんなある日、JENが『コミュニティ衛生プロモーター』の活動に誘ってくれました。」

衛生の問題は難民キャンプで緊急の課題です。「コミュニティ衛生プロモーター」は、衛生、歯磨き、生理、食の安全、厳しい気候への対処といった大切な情報を、約8万人が住む広大な難民キャンプ内に伝えていく活動です。これまでは支援団体が行ってきましたが、今後は難民の人びとみずからがチームを組んで実施していきます。「衛生プロモーター」の活動は軌道に乗り始めたばかり。でも、ムナのように、女性に知識を伝える専門家になりつつあります。

厳しい環境の中でも、自分たちで健康を守っていく。

「シリアに帰る日まで私たちは健康でなければなりません。『衛生プロモーター』としてコミュニティの役に立てることに、とてもやりがいを感じています」と、ムナは言います。
「衛生プロモーター」の活動は、難民キャンプの女性たちの自立の意識を高めていきます。

私の自立ストーリー 2

「コミュニティ衛生プロモーター」になるためのトレーニング。
ここで学んだ衛生知識を難民キャンプの女性たちへ伝えていきます。

生まれたばかりの赤ちゃんを抱いて、衛生プロモーターによる「衛生講座」に参加する難民キャンプの女性たち。キャンプでは週に50-100人の新しい命が生まれます。衛生環境は赤ちゃんの命に関わる緊急の課題です。

JEN(特定非営利活動法人ジェン)について

平和な国際社会を目指し世界各地で紛争や自然災害により厳しい状況にある人びとへ「生きる力、を支えていく」をモットーに、
緊急から復興の各段階できめ細やかな支援活動を行う国際協力NGOです。これまでに、24の国や地域で活動してきました。
現在、ヨルダン(シリア難民支援)のほか、イラク、アフガニスタン、パキスタン、スリランカ、ハイチ、宮城県石巻市、
ネパールの世界8ヶ国で活動しています。長年の国際協力での貢献が評価され平成23年度外務大臣表彰を受賞しました。

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