【ブック・マジック】 2015年の活動レポート!

お知らせ|2016.02.28

みなさまのご協力、ありがとうございます。

★★★★★  祝  3500万円達成 ★★★★★

2004年5月のスタート以来、日本全国から延べ26,743箱のご協力をいただきました。
ご寄付は、2015年12月末時点で、35,215,089円に達しました。

あらためて、ご協力くださったみなさまにお礼を申し上げます。

2015年、1年間の活動レポートをご覧ください!

アフガニスタン

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学校の環境を整え、安全で快適な学習環境を子どもたちに

2015年も、2002年から継続しているパルワン県で衛生教育、給水・衛生施設の設置を実施しました。これによって生徒の衛生知識が向上し、手洗いなどの衛生習慣が大幅に改善されました。活動を通じて家族やコミュニティも含め、下痢患者数が減少するなど地域の衛生状態の改善という成果を上げています。

 

アフガニスタンでの活動について、もっとくわしく知る

 

東北

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子どもたちのコミュニティの再建

2014年に引き続き、震災によって外で遊ぶ機会が激減した子どもたちを支援する様々なプロジェクトを実施しました。復旧から取り残されている住宅地の小規模公園の整備や、震災により著しく減少した子どもが屋外で身体を動かす機会・安全に遊べる場所を整備することを通じて、震災後活動が停止していた地域の見守り体制としての 子ども会の再開をサポートしました。石巻市の歴史や魅力を再認識しながら、親子の絆を深める野外学校「ふるさと親子カレッジ」の開催を通して、子どもの心のケア、コミュニティの強化に貢献しました。

 

東北での活動について、もっと詳しく知る

 

ヨルダン

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 シリア難民キャンプの生活環境を、水衛生分野からサポート

2015年、ヨルダンのシリア難民キャンプに暮らす8万人への支援活動では、衛生分野の環境整備をおこないました。JENは、住民からなる水衛生委員会と連携し、衛生知識の普及活動やキャンプ内の水衛生設備を維持・管理しました。子どもたちは、ゲーム方式で楽しく遊び、学ぶ衛生教育を受講しました。

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ホスト・コミュニティの学習環境の改善サポート

ヨルダンの公立学校の多くは、シリアからの難民が逃れてくる前から、壊れたままの手洗い場やトイレ、教室不足など問題を抱えています。JENは、2012年から、ヨルダンの公立小学校に対して水衛生施設の整備と衛生知識の普及を目指し活動を行っています。2015年は115校で衛生設備の補修や学校の補修を行いました。またシリア国境の学校では、防壁を建設し、子ども達の安全を確保しました。

 

ヨルダン(シリア難民)での活動について、もっと詳しく知る

 

イラク

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故郷に帰るまで、そして故郷での新しい暮らしを支える

JENは2014年以降、国内避難民(IDPs)が身を寄せるクルド人自治区内ドホーク県で緊急支援を行っています。3月からは、1万2000人のIDPsが暮らす避難民キャンプで、水衛生分野の支援活動を開始しました。キャンプに暮らしている少年少女がボランティアとして積極的にJENの活動に参加し、年下の児童へゴミ拾いや手洗いを実践するなど、避難民同士の交流の機会がうまれました。

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教育環境の再建を通して、地域の復興を

JENは2003年からイラクの小中学校にて、学習・衛生環境の整備を行っています。2015年は首都バグダッド県など4県の学校で、水衛生施設(トイレ、洗面台、噴水式水飲み場)の修復を行い、修復された施設が適切に使用されるよう、教員や生徒を対象に衛生促進活動を行いました。9月にイラク国内でコレラの発生がありましたが、予防策を衛生促進活動に盛り込み、学校内でのコレラ対策の一助になりました。

 

イラクでの活動について、もっと詳しく知る

ネパール

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JENのネパール大地震被災者への緊急支援について

ネパールは、震災前から貧困率が高い国で、1日を1.25ドル以下で過ごす人びとの割合が、全土で25%、被災地では45%にのぼると言われています。多くの人びとが農業を生業としていましたが、今回の震災によって、土壌の変質や灌漑設備の破壊などの影響を受け、震災から3ヶ月たった2015年6月時点でも、十分な収入が得られず生活に困窮している被災民が多数いました。JENは、調査の結果、支援が届いていない地域の最も脆弱な人びと約9,495人(1,899世帯)を対象に支援を行いました。調理具、食器、水容器、寝具などの生活必需品や家屋の補強のためのトタン板の配布を行いました。

被災した児童の復学支援

緊急時には、子どもの教育の復興が後回しにされがちですが、こういう時こそ“学校の再開”は最優先の事項です。学校というみんなが集える場の再開が、子どもたちに安心をもたらし、彼らの心の回復につながります。また、学校に居ることで、子どもたちの身の安全を守ることにもつながります。
そこで、JENは被災した児童を対象にした復学支援として、12校に白板やマーカーなどの指導教材を配布し、そこに通学する2,603名にカバン、文房具、制服、水筒を配布しました。これによって、子どもたちの教育の機会を取り戻すことができました。

震災後、経済的に困窮した家庭において、子どもをターゲットにした人身売買の被害が増加しました。そこでJENは家屋再建のためのトタン板、生活必需品や学用品を提供しました。両親の経済負担を軽減することで、子どもたちを人身売買の危険から守ることにも貢献しました。

ネパールの活動は、2015年11月末をもって終了しました。

 

ネパールでの活動について、もっと詳しく知る

 

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