

インド洋にぽっかり浮かぶ小さな島国、スリランカ。
以前は、「セイロン島」と呼ばれていた歴史からもわかるように、セイロン紅茶の栽培が盛んで、世界生産量の多くを担っています。
しかし、この豊かな土地に、長い戦争の歴史があることはあまり知られていません。
1980年代から続く反政府組織(タミル人武装組織)との戦いは、20年近くにもおよび、一時停戦したものの、2006年以降、戦闘が再燃したことで多くの被害者や避難民をだしています。
2004年12月には、スマトラ島大地震が沿岸部を直撃。
地震から4年以上が経過した今でも、内戦の影響もあり、30万人以上の人が自分の家に戻れない状態が続いています。
中には、過去8回もの避難と帰還を繰り返した人もおり、再定住することに、いまだ多くの人が戸惑いを抱いている状態です。
JENでは、津波被災者の支援のため、2004年12月より南部ハンバントタ県にて活動を開始、2007年には、同地域での活動を終了しました。
その後、政府による反政府組織(タミル人武装組織)への大規模な戦場となり、津波の被害も大きかった東部バティカロワ県へ活動の拠点を移し、人々が再び安心して自分の家に戻れるよう、現在も支援を続けています。
野菜栽培は、そのひとつなのです。
今後、現地の方が継続して野菜を育てていけるよう、野菜の苗や種をお届けするとともに、有機農法の指導も行っています。