2004年1月22日:
2003年12月26日にイラン南東部の都市バムで発生した大規模な地震により、同市の人口12万人の約4分の1以上にあたる3万2千人が死亡するという甚大な被害が出ています。
JENは2004年1月10日よりプログラム・オフィサー玉利清隆(たまり・きよたか)を現地に派遣し、被災状況及び支援活動実施のための調査を行っています。 |
 |
今回の地震の被害は、バム市内の中心地と、中心から5km東に離れたバラボットに集中しています。バラボットでは、人口約1万7千人のうち2千人の死者を出している上、建物の98%が被害にあっています。このため住民は家を失い、テントでの生活を余儀なくされています。現在、支援活動はバムの中心地に集中しており、緊急から復興へと支援の段階が移りつつあります。一方バラボット周辺ではこうした支援が行き届いておらず、未だ緊急支援が必要な状況が続いています。
JENはこの地震で家を失い、2週間以上シャワーも浴びられず、トイレもない状況でテント生活を送るバラボットの人々を対象に、衛生状況を改善するための支援を行います。地域住民にとって最低限必要な衛生状態を確保すべく、簡易シャワーを設置する予定です。
私たちは、支援の手の届きにくい、取り残されがちな地域と人々のニーズを把握し、状況に応じた適切な支援を行うという事業方針のもと、現地で最も必要とされている支援を届けます。
 |
 |
| 設置された簡易シャワー |
|