イラン大地震緊急支援
2004年2月19日:

会場となったモスク
 バムの大地震から2ヶ月近く経ちましたが、ほとんどの住民は依然としてテント生活を強いられています。2月上旬は衛生用品セット(石鹸やシャンプー、下着など)の配布準備のために、バム市中心から5キロ程離れたバラバットという地区の南部にある数百張りの住居テントを周り、2月15日には2,000セットを配布を終了しました。この辺りは一歩幹線道路をはずれると、土レンガの壁とやしの木に覆われた、いかにも「砂漠のオアシスの中にある住居」が続いています。ですが、今回の地震で壁と家屋が倒壊してしまったので、人々は自分の敷地内にテントを張ってひっそりと暮らしています。そんな中でナツメヤシやグレープフルーツなどの木はびくともせずにたわわに実をつけているのが何とも皮肉です。そして、現地で活動にあたっている玉利が居住テント訪ねると、自分達が過酷な生活環境にあるにもかかわらず、お茶や取れたてのフルーツを出して暖かく出迎えてくれたそうです。

 一般に支援物資は交通の便の良い地域に集中しがちなので、このような中心から離れている場所はどうしても取り残されてしまいます。JENは、皆様からのご寄付を最大限に活かさせていただくために、そして少しでも多くの人に支援の手が届き、時間とともに変化する被災者のニーズにその時点で最も適した支援を行えるよう、今後も何度も現場に足を運んできめの細かい活動を続けていきます。

配布を待つ人々

配布された衛生キットの中身