シリア難民支援速報

KAP調査の実施

2018.06.14

学校建設が終わり、建物の教育省への引渡しが完了した学校から、衛生に関する知識・態度・習慣に関する調査(KAP調査)を開始しました。この調査は、事業対象校の生徒を対象に、衛生設備修復工事および衛生セッション実施前と実施後の変化を知る目的で行います。調査はJENの衛生プロモーターによる生徒へのヒアリングやアンケートにより行います。

5月は期末試験で先生、生徒ともに忙しいため、校長先生の合意がなかなか得られない、調査時間が限られるなどタイミングとしては難しい時期でした。質問内容は手洗いや歯磨きの回数やタイミングなど、基本的な衛生行為の習慣から感染症についてなど幅広く、衛生セッションで学んだ内容を、知るだけでなく実際に行動に移せているかを検証します。中には、しらみがあるか、など繊細な質問も含まれているため、どのようにしたら生徒たちが恥じずに正直に質問に答えられるか、衛生プロモーターたちが話し合い、短時間でより正確な回答ができるよう調査方法を工夫しました。

本事業から取り入れた方法は、質問内容を絵で表し、ポケットへ投票する方法です。この方法では、生徒の質問内容への理解も早く、ゲーム感覚で回答できることから、インタビュー形式より短時間で正確な回答が得られたのではないかと感じています。
調査結果の集計はこれから行いますが、事業に対する期末試験結果を見るようで、今からドキドキしています。この結果をチームで分析し、今後の活動に活かしていきたいと考えています。
 

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質問内容を説明するJENの衛生プロモーター

 

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回答を投票するアル・ラムラ小学校の生徒