東北支援速報

[仮設校舎からの引越作業 ボランティア募集!]

2014.02.20

140220 ①学校前集合写真

石巻市沿岸部の小中学校では、津波による被害を受けた校舎が再開に向けた復旧工事をしている間、子どもたちは仮設校舎や他の小学校で間借りをして学校生活を送ってきました。
仮設・間借りでの授業を行っている小中学校は現在9校あり、そのうちの4校(湊小学校・湊第二小学校・湊中学校・渡波小学校)が復旧工事完了に伴い、2014年4月から、授業を再開する予定です。(湊第二小学校は、湊小学校に統合)
引越作業は、教職員、地域住民などで対応する予定ですが、作業量が膨大なため、人手が足りないことが見込まれています。JENでは、2012年から継続して学校環境改善の事業に取り組んでおり、今回、学校と連携し、引っ越し作業を手伝っていただける一般のボランティアを以下の要領で募集します。みなさまのご参加をお待ちしています。

1、 作業内容 : ・仮設校舎から本校舎への机など荷物の移動作業
・仮設校舎の清掃作業

2、日時・場所 :
3月15日(土) 湊中学校     (10名)9:30~13:30
3月22日(土) 湊小学校     (10名)8:40~15:30
3月25日(火) 湊第二小学校  (募集定員に達しました)
3月26日(水) 湊小・湊第二小 (募集定員に達しました)140220 ジェン石巻事務所地図

3、 集合
※公共交通機関でお越しの方は、現場まで車で移動しますので、作業開始時間の40分前までにJEN石巻事務所(石巻市鋳銭場3-13 SASADENビル201 石巻駅前徒歩1分 )にお越しください。

※自家用車でお越しの方は、直接現場までお越しいただいてもかまいませんが、
その際も必ずメールまたはFAXでのお申し込みをお願いいたします。

4、 持ち物  : 汚れてもよい服装、滑り止め付軍手、室内シューズ、昼食、飲み物

5. ご参加の条件
•    活動場所または石巻駅前まで自力でお越しいただける方。
•    滞在中の作業着、装備、昼食を持参できる方。
•    ボランティア保険に加入している方。(お近くの社会福祉協議会で、事前にご自身にて加入をお願いします。「天災プラン」にご加入ください。加入した年度内有効となります。)
•    念書のご記入に同意していただける方
•    単独での参加可能年齢は、満15歳以上です。未成年者(6歳以上15歳以下)のご参加の場合、保護者に同伴いただき、念書へのご署名をお願いします。

6、 申込方法
申込み用紙ボランティア申込用紙20140129改訂版に必要事項を記入の上、eメールまたはFAXにてお申し込みください。
( e-MAIL : volunteer@jen-npo.org    FAX : 0225-25-5612 )
(申し込み締め切り 2014年 3月6日(木) 18:00
定員の場合、参加をお断りする場合もありますので、お早めにご連絡ください。

7、 定員 : 各日10名
※自家用車でお越しの場合は、その限りではありません。
※10名以上の団体での参加をご希望の場合は、個別にご相談ください。

8.お問い合わせ :JEN東北事業部 石巻事務所 0225-25-5611(担当:今藤)
※受付時間:平日9:00~18:00
※当日連絡先:(今藤)080-3578-4234 (伊藤)080-1805-2968


牡鹿半島活性化プロジェクト「浜へ行こう!」スタートします。

2014.02.13

JENでは東日本大震災の発災以降、牡鹿半島を舞台に、生業支援、コミュニティ支援、仮設住宅支援、ボランティア派遣など、さまざまな事業を行ってきました。それらの事業を下地にしながら、牡鹿半島の課題解決と、浜の活性化に向けて「浜へ行こう!」プロジェクトが住民の皆さんを主体としてスタートします。

140213 ①浜s-2013-08-04 09.57.34

牡鹿半島には、約30の「浜」と呼ばれる集落があります。
浜にはそれぞれの文化があり、生活があり、魅力があります。各浜では震災以来、地域住民や外部支援団体によって、課題解決や活性化を目指した多様なプロジェクトが進行し、変化が起きつつあります。将来的には、住民の皆さんが一体となって地域課題の解決に取り組むことのできる持続的な環境を整えていくことが大切と、JENでは考えています。

「浜へ行こう!」プロジェクトは2年目を迎えます。牡鹿半島の魅力をアピールし、外部からの人の流れを生むイベントを、集落の皆さんが相談し合い改善しながら取り組んできました。
今年は、“うちの浜でもやりたい!”という声を受け、様々な集落で展開していきます。牡鹿半島の複数の浜の魅力を体験する為に、そして素晴らしい伝統的な文化や豊かな海産物の魅力を味わう為に是非いらして下さい。浜の皆さんがお待ちしています。

140213 ②みなさんs-2013-08-03 16.11.09
3月には、以下の2つのプログラムが予定されています。この機会に、牡鹿半島の魅力に触れ、浜の人びとと、地域の未来について語り合ってみませんか。

①    3/8~9「浜へ行こう!第5回漁業体験 ~五度おいしい!春の旬を五感で体験!~
ホタテ・ホヤ・ワカメ・メカブ・カキ…春の浜の旬を、東浜と谷川浜、2つの浜で体験する2日間のプログラムです。小渕浜の民宿「あたご荘」で地元の方との交流会も行います。

②    3/12「狐崎浜で伝統的な祭りを体験!」
毎年初午の日に行われる、400年以上の伝統を持つお祭り“狐崎浜稲荷神社大祭”にお神輿の担ぎ手として参加します。午前中からお祭りの準備を行った後、お昼からはお神輿を担ぎながら集落を練り歩きます。最後には直会(打ち上げ)で参加者や地域の方と親睦を深める、1日のプログラムです。

詳細・応募方法は、それぞれの募集ページリンクからご参照ください♪

140213 ③ウニs-2013-08-03 15.36.56

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 募金を受け付けています。 ↓↓↓↓↓↓↓

○郵便振替口座 00170-2-538657
口座名 JEN
通信欄に「東日本大震災」と記載ください。

○クレジットカード: https://www.jen-npo.org/en/contribute/credit.php?country=s-thk&select1=0#now
プルダウンメニューから「東日本大震災」をお選びください。

その他、銀行へのお振り込みに関しては、恐れ入りますが、
ジェン東京本部 (03-5225-9352 担当:富田、浅川)までお問い合わせください。


旬の味が楽しめる「佐須のカキ小屋~浜友~」オープン!

2014.01.09

石巻市佐須浜のカキ小屋浜友が、12月15日(日)に今シーズンの営業を開始しました。カキの旬は12月から2月いっぱい目処で、この時期に漁師さんたちが、お客様へ直接焼きガキを提供します。 オープン前日には初積雪の観測があったため客足を心配しましたが、この日は6組13名が来店し、新鮮なカキを楽しんでいきました。

カキは通常、2年間生育してから出荷しますが、佐須浜のカキは1年で出荷することが特長です。1年で出荷することにより、カキの身に味が凝縮していて濃厚でとても美味しいです。石巻地区漁協カキ浜小屋実行委員会代表の細川さんは「まずは、カキそのものの味を楽しんでほしい」と、お客様に勧めていました。

【焼き上がるまで会話を楽しみます】
140109 ①会話IMG_9510
一番目のお客様は、福島県から石巻に観光で訪れたご夫婦です。焼き上がったカキを細川さんが次々と殻剥きしていきます。プリッとした身のカキを前にお客さんも大喜び。「カキ自体はあまり好きではなかったのですが、ここのカキは甘くて本当に美味しい」と、あっという間に食べ終えていました。

【美味しいカキにお客さんの箸もどんどん進みます】
140109 ②美味しいカキIMG_9485
テーブルを2組で囲んでいたのは静岡と栃木からのお客様です。仕事で石巻を訪れている最中に、カキ小屋の看板を見て来てくださいました。こちらのお客様は、食べ終えたカキの殻に日本酒を注いだり、テーブルに供えられたレモンをかけて味わうなどして、色々な方法でカキを楽しんでおり、「いつも食べているカキと比べると小さいけれど、カキの美味しさがギュッと詰まっていて美味しい。ぜひまた来たい」と話していました。

【カキの味わい方も様々です】
140109 ③日本酒IMG_9504
カキ小屋は、佐須浜の漁業関係者や住民の方々が幾度も話し合いを重ね、地域再生の第一歩としてやっとの思いで立ち上げました。少しでも多くの人が訪れるきっかけとなり、ここでしか味わえないカキや、浜の魅力を楽しんでほしいという願いが込められた場所です。冬季限定の味覚を味わうために足を運んでみてはいかがでしょうか。

 

「佐須のカキ小屋~浜友~」開催中!
場所:宮城県石巻市渡波佐須 JF 石巻地区支所前 サンファンパーク先300m
営業時間:1月・2月の毎週日曜午前11時30分~14時30分
(年始は1月12日から)
お問い合わせ:090-8256-1370 (石巻地区漁協カキ浜小屋実行委員会代表 細川)

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 募金を受け付けています。 ↓↓↓↓↓↓↓

○郵便振替口座 00170-2-538657
口座名 JEN
通信欄に「東日本大震災」と記載ください。

○クレジットカード:こちら
プルダウンメニューから「東日本大震災」をお選びください。

その他、銀行へのお振り込みに関しては、恐れ入りますが、 ジェン東京本部
(03-5225-9352 担当:富田、浅川)までお問い合わせください。


発災から1000日。 3266の追悼の灯り

2013.12.12

2013年12月5日14:46、発災から1000日を迎え、石巻では市民有志による『東日本大震災1000日追悼の灯り』が開かれました。

石巻市内各地から多くの人びとが訪れ、亡くなった方々への追悼の祈りを捧げました。

【灯篭の数は市内で亡くなった方と同じ数である3266個(平成25年9月末時点)】
131212 ①灯籠1471184_567927936634726
会場となった門脇町5丁目の『がんばろう!石巻』と大きく書かれた看板は、石巻を訪れる人が震災の被害を伺うことができる場所として、連日たくさんの視察のバスが訪れています。
しかし、この看板が一市民により設置されたものだという事はあまり知られていません。
震災からちょうど一か月が経った2011年4月11日、自らも被災しながらも、避難所などから片づけに通う市民を勇気づけたい、という思いから、市内の男性2人の手によって設置されました。

【『がんばろう!石巻』の看板周辺。震災前は、コンビニや住宅の立ち並ぶ街でした】
131212 ②看板周辺s-2013-12-10 12.54.35
今回の催しは、市民による実行委員会と70人以上の市民ボランティアの運営によって行われました。 亡くなった多くの方達への追悼の思いを共有し、生かされた者として前に進もう、という気持ちを共有する事を目的としています。灯籠の配置は、“3.11から現在、そして未来へと石巻の人びとの気持ちが広がっていく”ことをイメージして、石巻高校の美術部の1年生の皆さんがデザインを考えました。

【石巻としては珍しく、風もなく穏やかな一日でした】
131212 ①デザイン1421128_318520618280120

写真提供:「がんばろう!石巻の会」

実行委員長の黒澤健一さんは、「亡くなった方々への祈りを捧げ、復興への気持ちを共有する機会として、これからも節目となる日に行っていきたい。」と話していました。

参考:「がんばろう!石巻の会

【18時からの式典では、集まった市民全員で『花は咲く』の合唱が行われました】
動画はこちら 

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◆ジェンでは、引き続き震災復興支援ボランティアを募集しています。9月~12月までの活動予定を更新しています。(詳しくはこちら
団体での活動を検討されている場合は、個別にご相談ください。

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「つながる花壇」が2年目に入りました。

2013.11.14

“つながる花壇”づくりの活動は、石巻市門脇地区で「灰色になった街を花で彩りたい」という門脇中学校の子ども達の思いから昨年10月に始まりました。 学校の「私たちにできる石巻復興計画」という総合学習から始まった取組みをJENがサポートし、復興の力になりたいという思いを持つ多くのボランティアや、自分たちの手で復興をしたいという地域住民のみなさんとともに、活動を行っています。活動に関わる人どうしの気持ちが、花を通じてつながっていく事を目的にしています。(くわしくはこちら

11月6日、一学年上の先輩から花壇を引き継いだ一年生による植栽作業が行われました。

【まずは土を耕すところから!】
131114 ①土を耕すs-20131030_141450

これから迎える冬、そして春にむけて新しい花を植える準備です。女の子は土の中から出てくる虫に悲鳴を上げ、男の子はスコップで掘り進む速さを競い、作業は元気に、そしてにぎやかに進みました。

【花壇のラフデザイン】
131114 ②ラフデザインs-20131111_142132

画像は、一年生の美術部員が考えた花壇のラフデザインです。みんなの心(ハート)が一つになって、幸せ(四つ葉のクローバー)になる、というメッセージが込められています。

【門脇小学校前での作業】
131114 ③作業中s-2013-11-06 11.06.42

門脇小学校前の花壇の整備も同じ日に行いました。春に植えたサルビアがまだ元気に咲いていました。

【作業終了!】
131114 ④作業終了s-2013-11-06 11.47.09-1

一日かけて約700株のビオラと1500球のチューリップの球根を植ました。球根はプランターにも植えられ、後日中学校の校舎に間借りしている門脇小学校に贈られる予定だそうです。 球根の一部は、取り組みを知った地域の方にご寄贈いただきました。取り組みをきっかけに、地域と学校との新たなつながりが生まれています。

活動を行っている門脇町エリアは“被災市街地復興推進地域”として、来年度から本格的な造成工事、防波堤を兼ねた高盛り土道路の建設が始まります。地区内には震災復興のシンボルとなる公園も予定されています。JENでは、地域づくりに住民が主体的に関わることができるような支援に取り組んでいきます。

 

◆ジェンでは、引き続き震災復興支援ボランティアを募集しています。9月~12月までの活動予定を更新しています。(詳しくはこちら
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