東北支援速報

JEN東北パートナー・ミーティング2018 を開催

2018.09.14

JENの東北事業のパートナー団体は年に1度集まり、「JEN東北パートナー・ミーティング」を開催していました。3回目となる今年は、5団体、10人が参加し、ここにJENの東北事業担当スタッフ2名と研修や評価をサポートする外部専門家2名が加わり、次の目的のもと、9月4日・5日の二日間にわたって実施しました。

集合写真

みんなで集合

1.各団体の知見を共有する
団体の活動分野は異なるものの、地域の連携を通して、地域の力を活かしていくこと、対象となる方々をエンパワーしていく点では共通しています。今回のミーティングでは、各団体に蓄積されたノウハウ・知見を共有しました。

2.インタビューの技術を習得する
ニーズ調査やモニタリング、評価等、よりよい事業のために情報を得る手段としてインタビューの方法を学びました。

3.JENとのパートナーシップを評価する
この3年間を振り返ってJENがパートナー団体を適切にサポートしているか、またJENとのパートナーシップが機能しているかを外部専門家が評価し、よりよい伴走支援ができるようにするとともに、今後の教訓を残します。

JEN東北事業統括の高橋による、事業・団体に関しての課題の抽出のワークショップに続いて、一般社団法人参加型評価センター代表理事 田中博氏による、インタビュー技法の講義と演習でを実施、インタビューでは、最初に抽出した課題に関して他団体へのインタビューを試みました。

インタビューの様子01

インタビューの様子01

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インタビューの様子02

2日目は 評価の専門家・中谷美南子氏によるJENのパートナーシップ評価をJENのスタッフが入らない形で実施、存分にパートナー団体に評価して頂いました。続いて、田中氏によるフォーカス・グループ・ディスカッション (FGD)の講義と演習そして、前日に抽出した課題に関してFGDを試み、貴重な教訓を各団体・JENとも得ることができました。

ワークの様子

ワークの様子

参加者からは
「自分たちの団体の課題が再認識できた、他団体からの学びがあった」
「田中先生のお話がとてもわかりやすかった。インタビューについて深く勉強させていただいた」「質的評価の技法を自団体の事業や普段の活動に活かしていきたい」
といった声があがり、有益なミーティングになりました。