東北支援速報

「自助から考える防災ワークショップ」を開催

2020.02.25

2月22日は「自助から考える防災ワークショップ」を丸森町役場総務課消防防災班および舘矢間まちづくりセンター、東北大 学生ボランティアのご協力をいただき開催しました。東北大学災害科学国際研究所の柴山明寛准教授を講師にお迎えし、台風19号被災時の行動の振返り、災害情報の確認の仕方、タイムライン、ハザードマップについて、27名の住民が学びました。
ワークショップでは、参加者各自が、家から避難所への導線を書いて危険個所を確認し、より安全な避難の方法を検討しました。その他、今後の災害に備え、時系列の避難計画の活用について学びました。

開催時に参加者へマイタイムライン・ハザードマップの資料の説明をしました。

開催時に参加者へマイタイムライン・ハザードマップの資料の説明をしました。

時系列で台風の前日、当日、翌日の振返りをしました。

時系列で台風の前日、当日、翌日の振返りをしました。

マップに自分の家から避難所までの導線を書きました。

マップに自分の家から避難所までの導線を書きました。

なお、丸森町では、高齢者を含む要配慮者の方を災害時に支えることが重要課題となっていますが、このワークショップでも、障がい者の家族の方から、障がい者が安心して避難できる避難所の必要と、地域の人々が要配慮者を支えることの大切さについて、ご意見をくださいました。
講師への質疑では、避難所が浸水地域にある為、避難したくても避難できなかった問題が指摘されました。講師からは、避難所の見直しが予定されていることや、角田市・丸森町・亘理町・山元町の連携協定のもと、広域避難が可能であるということが共有されました。

河川水量の情報の確認方法について討議しました。

河川水量の情報の確認方法について討議しました。

自らの行動を振り返り、改善点や疑問点について考えました。

自らの行動を振り返り、改善点や疑問点について考えました。

グループで台風19号の被災箇所を地図に書き込みました。

グループで台風19号の被災箇所を地図に書き込みました。

今後も、防災ワークショップを通じて、各自が将来の災害に備える知識を得られるように、ジェンは微力ながらもご協力したいと考えております。引き続きよろしくお願い申し上げます。