2015年10月から、JENの新たな支援の形として、地域で活動する団体等とのパートナーシップによる支援を行っています。
今回は2016年6月新たにパートナーとなりました、宮城県登米市の「特定非営利活動法人ウィメンズアイ」をご紹介します。
前身である「RQ被災地女性支援センター(宮城県登米市)」が、三陸沿岸に災害ボランティアとして集まった有志メンバーにより、2011年6月に活動をスタートし、2013年6月にウィメンズアイが設立されました。
ウィメンズアイは、東日本大震災直後からの支援活動を通じ、働き手である男性や就学児童生徒などのニーズが優先され、家庭でも社会でも後回しにされがちな被災地の女性たちの姿を見てきました。一般的に多くを語らない東北特有の性質にも配慮しながら、女性の視点からの調査に基づき、緊急支援から長期支援にいたる継続的な援助活動を行なってきました。
2016年8月5日~8月7日の3日間、東北の地域で活動する若い世代の女性のためのネットワークづくりと学びの場「グラスルーツ・アカデミー東北」が福島県田村市で行なわれます。
グラスルーツ・アカデミーは、2015年3月の国連防災世界会議のプレイベントとして東北の若手女性リーダーとアジア・中南米の経験豊かな女性リーダーを対象にした国際研修を、国際NGOホワイロウ・コミッション(NY)と南三陸町で開催したことがきっかけで始まりました。そして、東北の被災3県(宮城、岩手、福島)の次世代を担う女性たちが集い、他者から学び、自分の経験を他者への貢献とし、みずからの成長につなげる場として続いています。
今回の研修では、「地域でどう人を巻き込むか」をテーマに、東北3県の女性たち自身が直面する課題や各地での経験を持ち寄り、3日間ともに学び合います。
(©ウィメンズアイ)
ウィメンズアイは、学び、つながり、ゆるやかに続けられる機会をつくり、JENとのパートナーシップの下、今までの活動をさらに強化し、女性が自らをいかし元気に活躍できることを目指します。
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