東北支援速報

狐崎稲荷神社の春祭りにボランティアが大活躍!〜神輿担ぎ・祭礼準備ボランティア編〜

2013.03.21

今月17日、牡鹿半島の狐崎浜でお祭りが行われました。JENのボランティアは、今回はお祭りのお手伝いボランティアとして活躍しました。

【絶好の祭り日和】
狐崎浜のお祭りは江戸時代以前から数百年にわたる伝統的な行事です。

浜には現在、30世帯90人前後が暮らしていますが、若い人が減って神輿の担ぎ手が集まりにくく、伝統ある祭りをどのように継承していくかが課題になっています。
そんななか、去年に引き続き、今年も大切なお祭りに声をかけて頂き、JENボランティアが祭礼準備や神輿(みこし)の担ぎ手として、お祭りのお手伝いをしました。昨年の様子は、こちら

【白装束に着替え、気合いが入ります】
今回は、狐崎浜のボランティアに長く携わって下さっている三井物産株式会社の社員ボランティアさんをはじめ、22人のボランティアが参加しました。

【勇壮に練り歩く、祭り装束の人たち】
きらびやかな着物や袴に身を包んだ一行は、狐崎稲荷神社で神様を乗せた神輿を担ぎだし、浜へ向かいました。

男たちの威勢の良い掛け声が浜に響きます。

「チョーサイ!チョーサイ!」

これは、「今日祭(きょうさい)=今日はお祭りだ!」がなまったものだそうで、掛け声とともに神輿が練り歩く姿は迫力満点です。

【神輿を担いで浜を歩く一行】

神様の乗った神輿は、海沿いや通りを練り歩き、地域を清めます。

今年のお祭りには、去年より多い100人以上が集まり、震災前よりも多いのではないかという声も聞こえるほど、浜は大賑わいでした。

地元の人たちは「にぎわって最高だね!」「いつもこんなに人がいたらいいね」と笑顔をみせていました。

長く支援活動をしてきた狐崎浜の皆さんのたくさんの笑顔が見られたことが、JENスタッフにとっても本当にうれしいことでした。

 

復興期に入った今、ボランティアの活躍の場は地域活動の様々な部分に広がっています。JENは、地域や学校行事のお手伝いにボランティアを派遣し、人手として活躍することで、活気あふれる地域の再建を支えてゆきます。

===メディア紹介===

3/22(金)「東北発☆未来塾」公開イベントシリーズ
「迷ってもあきらめない! 〜震災3年目 私たちの復興プラン〜」

放送  3月22日(金)夜 23:30〜23:50(NHK Eテレ)
再放送 3月23日(土)午前11:20〜11:40(NHK Eテレ)

MC  サンドウィッチマン
講師 津田大介さん(ジャーナリスト)、
西條剛央さん(早稲田大学大学院専任講師)
木山啓子(国際NGO「JEN」事務局長)

「東北発☆未来塾」は、東北の未来を担う若者が、さまざまな業界で活躍する講師か
ら“未来を創るチカラ”を学ぶ塾です。今回は、木山啓子が講師のひとりとして出演します。番組では、学生の代表者が「私の復興プラン」をテーマに発表し、講師のアドバイスを仰ぎます。是非、ご覧ください!

☆☆☆翌週29日(金) ☆☆☆
「東北発☆未来塾」未来塾特別編「Best of ゴールデンルール 〜達人たちの言葉〜」放送決定!

昨年6月、木山啓子は番組の講師担当でしたが、その時の木山啓子の“ゴールデンルール”が「Best of ゴールデンルール」のひとつとして再登場します。

放送  3月29日(金)夜 23:30〜23:50(NHK Eテレ)
再放送 3月30日(土)午前11:20〜11:40(NHK Eテレ)

 

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ジェン東京本部(  03-5225-9352         担当:富田、浅川)までお問い合わせください。