12年目の3月11日に寄せて

お知らせ|2023.03.11

昨年2月以降も、ウクライナへの軍事侵攻、パキスタンの大洪水、トルコ・シリア地震に限らず、世界各地で悲しい出来事が多発しています。

そのどの場面でも、当たり前の日常が突然奪われていて、大切な方々を亡くされた方や被災された方々の悲しみの深さは、想像を超えて余りあります。未だに避難生活を送っておられる方々もいらっしゃいます。
今日という日に改めて、亡くなった方々のご冥福をお祈りするとともに、被災された皆様がこの12年間を生き抜かれたことや、被災地を持続可能な街として発展させていくことに力を注いでいらっしゃるお姿に、限りない敬意をお伝えさせてください。

被災地では人口減少が進んでいると聞きます。
若い人たちが住み続けたいと思うような魅力や仕事のある街づくりは被災地だけではなく、日本全体の課題でもあります。
次の世代が希望を持つことのできる地域づくり。この実現には、大人たちが前を向いて、いきいきと生きる姿をみせることが必要なのではないかと、支援活動を行う中、感じることが度々ありました。
今、大人たち自身の生き方を問われていると感じます。

これからもJENは、新しい社会・地域を作ろうとするおひとりおひとりの営みの支えとなれる様、微力を尽くします。

特定非営利活動法人ジェン

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