8月24日、9 月7日の2日間、JENでは「UNIQLO DREAM WALLプロジェクト」(詳しくは、⇒こちら)と協働し、「夢の遊び場を創ろう!」をテーマにワークショップを行いました。
石巻市西部にある上釜ふれあい広場のなかに、子どもたちが「遊びに行きたい!」と思えるような場所、行くだけでワクワクするような“夢の遊び場”を実現するため、子どもたちや地域の方々のアイデアを集め、実際のプラン作成に取り入れるために開催しました。
地域の子どもたちをはじめ、延べ約100名が参加し、賑やかなワークショップになりました。
【第1回ワークショップの参加者】
【広場を訪れ、周りの状況を確認しました。】
8月24日、会場である石巻市立釜小学校の体育館には、約50人の参加者が集まりました。
まず、全員で予定地である広場を訪れ、その大きさや位置、周りにあるものなどを確認しました。ワークショップを進行するファシリテーターは、コミュニティデザイナーの山崎亮さんです。班ごとのまとめ役は、地元の高校生が頼りになるお兄さん、お姉さんとして大活躍してくれました。
公園から戻った後は、公園の中で、「どんな遊びをしてみたいか」について、体を動かして表現するワークを行いました。
【体をつかってアイデアを表現します。】
【ポラロイドカメラで撮影して、アイデアカードをつくりました。】
カードを班ごとに1枚の模造紙にまとめて、1回目は終了です。
第2回は、前回のアイデアを整理し、モデルとなる建築模型を使いながら、その配置や色、どうやって遊ぶのか、についての意見を出し合いました。
【模型での作業に、子どもたちも夢中!】
グループごとに、「この広場で1日あそぶとしたら、どうするか?」をテーマに模型の配置や色を決め、ストーリーを考え、発表を行いました。これらのアイデアをもとに、建築家の竹内昌義さんがプランとしてまとめあげ、来年春の完成を目指しています。
【グループごとにプランを発表!】
JENでは、「子どもたちが心から遊びたいと思える空間づくり」を地域の住民の皆さんと共に実施することにより、『暮らしやすい街・ずっと暮らしたい街』を地域の方々の手で実現できるように活動を続けていきます。
※8月24日の様子が河北新報オンラインニュース(宮城版)
9月7日の様子が朝日新聞デジタル(宮城版)
に掲載されました。合わせてご覧ください。
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【JEN設立20周年記念の取り組みについてはこちら】
第91回石巻川開き祭りが開催され、2日間で17万2千人(主催者発表)来場しました。
7月31日(木)、石巻の礎を築いた川村孫兵衛翁報恩供養祭が執り行われ、祭りの口火を切りました。日中は、孫兵衛船競漕、奉納大綱引き大会、みこしなどが行われました。夕方からは、僧侶の読経が流れる中、北上川の川岸から5000個の灯篭がひとつひとつ流され、幻影的な光が水面に映り、多くの方が亡くなった方に思いをはせながら次々と流れてくる灯篭を見送っていました。
8月1日(金)の本祭では、被災した船の建造の支援を受けて今大会から孫兵衛船競漕が完全復活し、熱戦が繰り広げられました。陸上では、石巻地区広域行政事務組合消防音楽隊パレードが震災後初めて再開され、多くの市民が拍手を送っていました。ジェンは、2012年3月に一般財団法人Mudef(みゅーでふ)様の東日本大震災支援プロジェクト「HOPE FOR JAPAN」により、消防音楽隊に楽器を寄贈しました。新しいメンバーが加わった消防音楽隊は、その楽器を用い、音楽の力で復興の機運を高めたいと3ヶ月間練習した「海兵隊」と「バックドラフト」の2曲を演奏しました。
広域消防音楽隊への楽器支援の詳細はこちら
【消防音楽隊のパレード行進】
夜にはお待ちかねの花火大会が開催され、5000発の花火が東北の短い夏の夜を明るく照らし、北上川の川面に花を咲かせたように映りました。
石巻市では、今秋から災害復興公営住宅への入居が本格的に開始されます。まだまだ前向きに生きられない人々もいらっしゃいます。ジェンは、そのような人々の自立をサポートして参ります。
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3月29日・30日、一昨年から行ってきました、門脇中学校の生徒の発案による“つながる花壇”プロジェクトで、花壇移設の作業を行いました。
【春休み中でしたが、たくさんの生徒がボランティアで集まりました】
初日の作業は好天にも恵まれ、生徒約50人、ボランティア43人、地元スポーツクラブ所属の児童と保護者約30人と、100名を超す大人数での作業となりました。
約800株のビオラの苗をひとつひとつ丁寧に掘り起こして、ビニール袋に入れ、運びます。移設先の門脇小学校まで、何度も往復しました。
【チューリップの球根と大看板も移設しました。】
門脇町では、平成26年度から新市街地の造成・区画整理事業が始まります。本格的な工事の開始は5月の連休明けからで、本格的な工事が始まり、これまで花壇があった場所でも工事が始まる見通しのため、今回の移設作業が行われました。
2日目は雨の中、生徒とボランティア合わせて40名ほどで仕上げの作業を行いました。たくさんの人の力が合わさったことで、移設は無事に完了しました。
【完成した花壇は、まるでずっと前からそこにあったかのように感じられました。】
作業に参加した門脇中学校1年生の櫻井聖花さんは、「ほんとうに楽しかったです!お姉ちゃんの代で始まった活動なので、これからもよい伝統として、続けていけたらいいなと思います。」と、作業の感想を話してくれました。
長かった冬が過ぎ、石巻も少しずつ春めいてきました。花壇は間もなく見ごろを迎えます。その様子はFacebook やtwitter でも順次お知らせしていきますので、ご注目ください。
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【浜へ行こう!参加者大募集!】
5/4~5/5「第7回 浜へ行こう!」開催! ~見て・食べて・体験して、牡鹿半島の浜をみんなで盛り上げよう!~
宮城県牡鹿半島を舞台に、地元の方々と交流しながら海の幸を楽しみ、漁業を体験し、お祭りを体験する、2日間の体験です。
詳しい内容、お問い合わせ・お申し込みは専用ページから!
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3月23日、地域会館「黄金浜会館」の改修記念コンサートがありました。歌手の葛城ユキさんらの無料ライブが行われ、約130名の住民の方々が集まりました。ゴスペルグループRAG FAIRの“おっくん”もサプライズで駆けつけ、住民の皆さんとともに、地域再生の一歩を祝いました。
「黄金浜会館」は石巻市西部、渡波地区にあり、集会や選挙の投票所、夏祭りの会場などに利用される地域会館でしたが、東日本大震災の津波による大きな被害を受けました。
ジェンでは、コミュニティ支援事業の一環として多くのボランティアや支援団体とともに、2011年6月からコミュニティスペースの支援を開始しました。
2012年3月には内装やトイレなどの修繕を行うと同時に、住民ワークショップの開催による管理運営体制の再構築を、住民の方々とともに進め、あらたな運営委員会が立ち上がりました。(2012年のコミュニティ支援の様子は → こちら )
現在、会館は地区内5行政区から選出された役員の方々によって運営と管理が行われています。今回行われた駐車場、外壁塗装、雨どいなどの追加の修繕は、役員の方々の働きかにより、市の助成金によって行われました。
「改修記念コンサート」も役員の方々が中心となって企画・実施され、ジェンのスタッフはご招待を受けて参加させていただきました。
黄金浜会館運営委員の一人である長井孝洋さんは、
「これまで本当にたくさんの支援をいただいてここまで来ました。これからは地域の自立を目指していきたい」
と、自立に向けた思いを話していました。
黄金浜地区では、学区の渡波小学校も修繕が終わり、4月から子どもたちが戻ってきます。
地域内では、住宅再建の動きが活発になってきました。ただ、現在でも地区内の人口は震災前の5割程度にとどまり、いまだに地区に戻るかを迷っている方々もおられます。ジェンではこれからもコミュニティの人びととの対話を続けながら、必要な支援を行ってまいります。
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JENでは石巻市内の小学校へ、震災の影響により使用が出来なくなっていた遊具の支援を行いました。
3月12日には釜小学校で、3月17日には大街道小学校で贈呈式を行いました。
【新しく設置された遊具で遊ぶこどもたち】
大街道小学校では、児童代表として2年生の佐藤優吏さんが、
「私たちは外で元気いっぱいに遊ぶことが大好きです。遊具が使えなくてさみしい思いをしていました。わたしたちのためにシーソーやブランコをプレゼントして下さり、本当にありがとうございます。大切に使っていきたいと思います」
と、元気にお礼の言葉を述べてくれました。
→贈呈式、子どもたちが遊具で遊ぶ様子の動画はこちら!(youtube)
仮設住宅の建設などによって、公園や空き地などが極端に減ってしまった石巻では、学校の校庭、遊具は子どもたちにとって貴重な遊び場です。
石巻市内の小中学校で津波の被害を受けた遊具は、浸水による塩害で錆化が進み多くの遊具の使用が制限されていました。
JENでは今回、石巻市教育委員会と協議の上、4校での支援を実施しました。
釜小学校、大街道小学校の他、貞山小学校と鹿妻小学校には4月末までに遊具が新設されます。
JENでは、将来を担う子どもたちがのびのびと生活できる環境づくり、地域の復興を目指してこれからもコミュニティや学校と連携した支援活動を続けてまいります。
変わらぬご支援をよろしくお願いいたします。
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