アフガニスタン東部地震緊急支援を開始します

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現時点で死者数は2,205人、負傷者は3,640人に上っています。ジェンは現地のニーズに合わせ、被災された方々へ寄り添う支援を届けます。引き続き、皆さまの温かいご支援を、どうかよろしくお願いいたします。(2025.09.05更新）
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8月31日23時47分（現地時間）、アフガニスタン東部ナンガルハル県（パキスタン国境付近）でマグニチュード6以上の地震が発生しました。震源はジャララバード市の北東約30kmに位置するカマ地区で、深さはわずか8〜10kmと浅く、被害が広範囲に及んでいます。
現時点の報告によると、死者は約800人、負傷者は約2,000人にのぼり、被害はクナール、ラグマン、ナンガルハル、ヌーリスターン各県に及んでいます。多くの被災者は山岳地帯の遠隔地に暮らしており、土砂崩れや落石によって道路が寸断され、救援活動が難航しています。
被災者数は約12,000人に達し、特にクナール県チャウカイ、ヌルガル両地区、ナンガルハル県ダラエ・ヌール地区で深刻な被害が確認されています。そのほか、複数の地域やジャララバード市も大きな被害を受けており、犠牲者数はさらに増える恐れがあります。

崩れてしまった住居をみつめる男性ー９月２日ジェンスタッフ撮影

ジェンではこれまでナンガルハル県を中心に、帰還民、国内避難民、脆弱な地元の人びとへの緊急支援や生計回復支援を実施してきました。ジェンの現地職員およびその家族の安全は確認できております。
今回の地震は夜間に発生したことから大きな混乱を招き、特に山間部における被害の全容把握が困難な状況にあります。今後さらなる被害の拡大が懸念されます。
ジェンは9月1日より、被害の大きかった山間地域において被害状況の調査を開始しました。今後も現地で必要とされる支援を迅速に届けられるよう取り組んでまいります。

特定非営利活動法人ジェン