東北支援速報

【6/9(日)ボランティア募集】東北にお花を植えようプロジェクト 石巻市上釜ふれあい広場に、花を植えよう!

2013.05.01

6月9日(日)のジェン復興支援ボランティアは、フェリシモ基金と皆さまからのご支援により、公園の整備作業を行います。

今回の作業現場である「上釜ふれあい広場」は、サッカー場、パターゴルフ場などのある多目的公園です。震災直後から使用が中止されていましたが、2012年の10月に復旧工事が終わり、現在はサッカーやバスケットボール、グラウンドゴルフなどのできる多目的公園として市民に広く利用されています。2012年の秋に、多くのボランティアや地元住民の方々との共同作業で、チューリップの植栽を行いました。そのチューリップが、見事な花を咲かせています。


(2013年4月28日撮影)

今回は、花期が終わったチューリップの球根の掘り起し作業と、新しい花苗の植え付け作業を行います。復興には、ボランティア一人一人の力と、その行動や言葉に勇気づけられる地元の方々のパワーが欠かせません。多くの皆さまのご参加をお待ちしております。

◆実施日時:6月9日(日) 9時30分〜15:00頃
※予備日6月16日(日)
※参加者数や作業の進み具合によって、予定より早く終了する場合があります。

◆場所:「上釜ふれあい広場」 宮城県石巻市 門脇字元明神40-1

◆作業内容:チューリップの球根の掘り起し作業 花苗の定植作業 など ※雨天中止

◆ご参加の条件・現地まで自力でお越しいただける方(現地集合・現地解散となります)※公共交通機関でお越しの場合、石巻駅前〜作業現場までの送迎を行います。・宿泊施設を利用の場合、共同生活ができること・滞在中の作業着、装備を持参できること。(持ち物については次項を参照)・ボランティア保険に加入していること。(お近くの社会福祉協議会でご自身にて加入をお願いします。加入保険としては、天災プランを推奨します。加入した年度内有効となります。)

◆集合時間:8時30分
*交通手段の関係で遅れて参加される方はその旨ご連絡ください。

◆集合場所:ジェン石巻事務所前 *JR石巻駅より徒歩1分

 

◆服装・持ち物
作業用に汚れてもよい服をご用意ください。
□ 飲料水
□ 帽子 日よけ用にお奨めします。
□ 昼食 昼食をご持参ください。車で5分ほどでコンビニがありますので、現地で購入も可能です。
□ 着替え
□ タオル 夏の作業で首に巻くと暑さ対策にもなります。汚れてもよいものをお持ちください。
□ 園芸用の手袋 軍手は水には弱いので、園芸用の手袋が適しています。
□ 雨合羽(上下) 少雨決行です。必要な方はお持ちください。
□ 常備薬 必要な方は必ずご持参ください。
□ 健康保険証のコピー
□ 水筒 目や手を洗える水を入れておくのがベストです。
□ ウエストポーチやディバッグ 作業時に貴重品や荷物を身に着けておくのに便利です。

〇交通手段について
仙台⇔石巻:宮城交通 ミヤコーバス
(お問合せ先 022-711-5310)
高速バスは各地から石巻駅直通のバスも運行していますが、到着時間や出発時間が早朝や深夜が多いようです。仙台⇔石巻のバスは、約20 分間隔で運行しています。発着時間や場所を事前にお調べください。

仙台―石巻を結ぶJR仙石線は高城町〜陸前小野は津波被害により、松島海岸駅〜矢本駅までの列車代行バスでの運行になっています。仙台から石巻まで東北本線廻りで直通運転をしている 1 日 1 往復の臨時列車のみありますが、運行時間が上りは早朝、下りは夕方のため、お奨めできません。石巻から陸前赤井駅までは、列車が運行していますが本数が少ないので、事前に時刻表で時間をお調べください。前泊もお勧めします。

〇安全と衛生について
出発前から体調管理に注意してください。睡眠不足、前日までのお酒の飲みすぎは熱中症などのもとになります。体調に不安がある方は参加をお控えください。現地の作業内容や天候等により、スタッフが判断した場合には作業を中止する場合がありますので、その指示に従っていただきます。また、現地では、余震活動と思われる地震があります。作業前に避難場所などをスタッフが説明しますので、時間には余裕を持って集合してください。

〇作業中の休憩
作業中の休憩は JEN スタッフが時間を見ながら取りますが、水分などは各自必要に応じて取ってください。疲れを感じた場合、具合が悪い場合には、すぐに作業を中断して監督者(JEN スタッフ)お声掛けください。

〇ボランティア保険加入について
ボランティア保険(天災プラン@670 円)にご加入いただくことは必須です。お申込みについては、近くの社会福祉協議会等でご自身にて、加入をお願いします。一度加入すると 2013 年 3 月末まで有効です。

◆お問い合わせ特定非営利活動法人ジェン(JEN)石巻事務所
電話:0225-25-5611(平日9:00〜18:00)
担当:伊藤・鳥塚

 

◆お申込み

ジェンボランティア募集ページより申し込み用紙をダウンロードし、必要事項を記入の上、メール(volunteer@jen-npo.org) またはFAX( 0225-25-5612)にてお申し込みください。

※締め切りは5月31日までとなっておりますが、定員(20名)に達し次第、お申込みを締め切る場合もございますので、予めご了承ください。

※前日6月8日(土)のボランティア活動もございますので2日連続での参加も可能です。

 


株式会社リコー様の新入社員による社会貢献活動を、南三陸町で行っています。

2013.04.25

株式会社リコーの新入社員研修の一環として、社会貢献活動を行っています。

現在、南三陸町はじめ三陸地方の各漁村では、わかめ、めかぶの収穫の時期を迎えています。研修生たちは、10か所の浜に分かれ、めかぶ、わかめの出荷作業のお手伝いを行っています。

【浜の皆さんとみんなで、“めかぶそぎ”作業】
研修生たちは、浜での作業を通じて現地の方々と交流を深め、被災地の現状を肌で感じています。

日中の屋外での作業を終えた後は、津波を体験した語り部さんのお話をうかがったり、作業や漁師さんとの会話を通じて自分たちが得た気づき・学びを互いに発表しあうグループワークを行うことで、理解を深めています。

【宿舎での研修のようす】
新入社員総勢214名が2つのグループに分かれ、各チーム4日間の日程で活動に取り組みます。

JENでは、復興期に入った東北(拠点・石巻)にて、交流・生計回復支援の一環として、企業や団体からの研修やボランティアの受け入れを行っていま す。通常は、復興の担い手として、コミュニティや自治会の活動サポートから農業や漁業のサポートまで、自立に向けた様々な活動に参画いただいておりますが、今回は、漁業を営むコミュニティの復興支援へ参画いただきました。

4日間の研修を終えた後、研修に参加したみなさんが被災地の未来に思いを馳せてくださることを願っています。そして、JEN石巻スタッフ一同、東北で研修生のみなさんと再会できる日がくることを楽しみにしています。

【JENでは、東北の復興支援へ、皆様からのご寄付を受け付けています。ご協力をよろしくお願いします。
ご寄付は、こちらから受け付けております】


「浜へ行こう!〜春のワカメ祭り!シャコエビもあるよ〜」が開催されました

2013.04.18

4月13日、14日の2日間にわたって、牡鹿半島の東浜で、第2回「浜へ行こう!」が、浜へ行こう!運営実行委員会主催、JEN協力のもと開催されました。

これは、浜のみなさんの発案により生まれたもので、年間を通して浜の春夏秋冬を紹介する体験型の復興支援です。
今回、参加者の最年少は4歳(!)の女の子です。

【お世話になる狐崎漁村センターです。2日間よろしくお願いします】
初日は、牧浜で刺網漁を体験しました。
地元の2人の漁師さんと一緒に、海底に仕掛けた網を引き上げに向かいます。

【はたしてシャコエビは入っているのか…】
網は長さ75メートル。「すごい!重い!」と叫びながら、一生懸命引き上げます。

そのとき!

【きました!シャコエビです!】

念願のシャコエビがあがり、みなさんから歓声が!

【こんなにとれました!】
まだ気温が低く、シャコエビは1匹だけでしたが、ほかにもカレイやカニ、ドンコなどが次々にあがり、初めての刺し網体験を楽しみました。

このあと、夕飯にするため、とれた魚をさばくことも挑戦。
漁師さんや地元のお母さんに教えていただきながら悪戦苦闘しましたが、みんなでカレイのお刺身とドンコのなめろうなどをつくりました。

浜のお母さんたちからは、おいしい地元料理を提供していただきました。
自分でとった魚を自分でさばいて食べるのは格別ですね!

【乾杯!交流会は大盛り上がりでした】
「浜へ行こう!」2日目は、鹿立浜でワカメの収穫体験です。
みなさん、初めて目にするワカメのいかだに「きゃー!すごい!」と大興奮!

【ワカメのもともとの姿です。迫力!】
実は上についているバネのようなものが、刻んでパックで売られているメカブです。
見たことのない形にみなさん驚きながらも、刈取りを体験しました。

【みなさん刈取りに夢中です。】
とったばかりの新鮮なワカメで、青空のもと、ワカメしゃぶしゃぶランチです。

【茶色のメカブをお湯につけると…】
【きれいな緑色になりました】

このほかにも、たたいたメカブを使ったねばねばメカブごはんやお味噌汁などをいただき、ワカメランチを満喫しました。

楽しい2日間を終えて、みなさんから
「また来たい!」「帰ったら、東浜や石巻の事を伝えたい」
「ワカメや牡蠣を食べる時に漁師さんの事を思い出したい」と言っていただくことができました。

天候にも恵まれ、参加したみなさんと浜のみなさんが楽しそうに交流しているのを見て、浜の新しい試みである「浜へ行こう!」をより充実したものにするため、JENとしてもサポートしていきたい、という思いを新たにしました。

次回もお楽しみに!

【JENでは、東北の復興支援へ、皆様からのご寄付を受け付けています。ご協力をよろしくお願いします。

ご寄付は、こちらから受け付けております】


牡鹿半島東浜での漁業体験開催。申し込み受付開始 「浜へ行こう!」 参加者大募集!

2013.03.27

牡鹿半島東浜での「浜へ行こう!」第2回の開催が決定しました。(主催:東浜 浜へ行こう!運営実行委員会)

「浜へ行こう!」は、東浜に住む全5浜の皆さんが、復興に向けて取り組む新しい試みです。年間を通して浜の春夏秋冬を紹介する体験型の復興支援です。

第1回は昨年12月に実施しました。寒い中、参加者たちは、浜の主産業であり特産品のカキ養殖のいろはや成長の様子を漁師さんから学びました。素人には至難の業、選手権まであるというカキむきを教えて頂くなど、すべてが初めての体験(参加者談)という貴重な経験を楽しみながら、「浜の活性化のために、自分たち外部の者には何ができるか?」について、それぞれが真剣に考えました。カキ三昧の体験をとおしてカキのエキスパートになった気分と語った参加者たちは、浜の方との交流会で熱い議論を交わしました。以下は、第一回「浜へ行こう!」の様子です。

【マンツーマンで、カキの剥きかたを教わりました】

 

***

浜の名物は季節によって異なります。前回のカキにかわって、春の旬である”ワカメ”や”シャコエビ”などが今回のテーマです。美しい三陸の海、豊かな自然の中で地域の生業である漁業を学びながら浜の男達、女達の活気と笑顔に触れてみませんか。

復興、地域おこしの一助となる「浜へ行こう!」。緊急支援のボランティアとして現地を訪れた事のある方には、この機会にぜひ、ふたたび東北へ!厳しい緊急期を乗り越え、復興に歩む浜の人たちとの交流を通して、共に未来を考えていただきたいです。まだボランティアに参加したことのない方には、この機会に被災地の現状や、漁業を学んで下さい。牡鹿半島の未来を共に考えてみませんか。

JENは、参加者のみなさんと漁師さん、おかあさんたちとの交流をとおして、より活気溢れる東浜の復興をサポートします。ぜひご参加ください!

◆JENの東北での支援活動について、くわしくはこちら

◆JENのこれまでの地域おこし支援について、中越震災復興支援活動をご覧ください。くわしくは、こちら

 

◆東浜とは

牡鹿半島の中程に位置する、牧浜、竹浜、狐崎浜、鹿立浜、福貴浦の五つの浜から成る地域です。漁業が中心の集落で、震災により、甚大な被害を受けましたが、復興に向け、一丸となって頑張っています。

◆「浜へ行こう!」とは

ボランティアのみなさんに漁業を学んでいただく機会、そして浜の方たちとの意見交換を行う場です。

浜の方たちは、震災を機に浜を訪れ人手となり、あるいは話し相手となり助けてくれた多くのボランティアの方々へ感謝の気持ちを示したい、と思うようになりました。また、これからは、緊急期のボランティアとの出会いや再会だけでなく、中長期的に、より多くの人たちが気軽にここへやってきて、浜を見て、交流できる機会をつくることが大切だと考えました。

「浜へ行こう!」は、こうした思いから生まれた、浜の方たちによる “将来の浜”のための新しい活動です。

【シャコエビ漁(例年4月~7月ころ)】

◆「浜へ行こう!〜春のワカメ祭り!シャコエビもあるよ〜」

○期間:2013年4月13日(土)〜14日(日)

○内容:シャコエビ漁体験、ワカメ漁体験、定置網漁見学 漁師さん、浜のお母さんとの交流会など ※天候等により、変更になる場合があります。

○実施場所:宮城県石巻市・牡鹿半島・東浜 ※狐崎漁村センターにて、寝袋にて滞在することが出来ます。(〒986-2345 宮城県石巻市狐崎浜字狐崎屋敷25-2)

○参加定員:20名

○参加費:9,000円

○集合場所・日時:4月13日 11:00石巻駅前 ロータリー集合

○解散場所・日時:4月14日 15:30石巻駅前 解散

※石巻駅〜東浜間の移動は、JENスタッフが無償で送迎いたします。

◌主催:東浜 「浜へ行こう!運営実行委員会」

<ボランティア保険加入について>

お申込み前にボランティア保険(地震等にも対応した「天災プラン」)に必ずご加入ください。お近くの社会福祉協議会等でご自身にて加入をお願いいたします。なお、ボランティア保険の有効期限は、毎年4月1日から3月31日までとなります。自動継続はされませんので、ご注意ください。

<お申込み方法について>

申込書をご記入いただき、ボランティア保険への加入を証明する証書(書類)と一緒に E-mail または Fax でお送りください。 ボランティア保険の加入が済んでない場合、お申し込みは完了いたしませんので、ご注意ください。

申込書をダウンロード

浜へ行こう!申込書

<お問い合わせ>

mail: hama@jen-npo.org

※件名に“「浜へ行こう!」参加申し込み”と明記ください。

○申込締切日:  4月7日(日)までにお申し込みください。

※定員に達し次第、締切とさせて頂きます。あらかじめご了承ください。

特定非営利活動法人ジェン

東北事業部 復興支援グループ 西條、千葉

(NPO法人JENがお申込みの受付けをしています)

〒986-0826宮城県石巻市鋳銭場3-13 SASADEN BILL201

TEL:0225-25-5611 FAX:0225-25-5612

 


佐須の浜小屋「浜友(はまゆう)」リニューアルします!

2013.02.28

石巻市佐須浜の「佐須の浜小屋・浜友(はまゆう)」のカキ小屋が、2月24日で今シーズンの営業一区切り、となりました。

【最終日、お客さんでにぎわうカキ小屋】

12月から毎週日曜日に開催していたカキ小屋は、今回で8回目。遠くはニューヨークから、石巻市内や内陸の地域からも合わせて200名以上の方にご来場いただきました。

代表の細川さんはこの3カ月を振り返り、「今までは商品を出荷しているだけだったけど、カキが好きで、わざわざ足を運んで食べに来てくれる人に出会えたこと、消費者の方がたの顔を見ることが出来たことが一番の収穫です」と話していました。

【回を重ねるごとにアイデアがだんだんと出てきて、メニューも増えました。】

カキのフライが入った“カキそば”

“石巻カキグラタン”

カキ小屋は今週で終了になりますが、カキのシーズンはまだまだ続きます。来月からは「浜友」の小屋の中で“カキそば”など季節に合わせた軽食の提供が始まります。
「浜友」はカキ小屋終了後、、新しいメニューを中心にリニューアルします。カキ以外にも、季節の浜の食材を使ったお料理を提供していく予定です。是非一度、「浜友」に足を運んでみてください。

また、PC教室やもの作りカフェなど、浜の人々が集う場所、地域おこしの拠点としても、引き続き活用します。ここでどんなことが起こっているか、興味津々の皆様には、どうぞ、気軽にお立ち寄りください。出会いは思いがけない発見をもたらします!

震災、津波から2年。東北の現状を忘れないでほしい、とJENは願っています。多くを失ってしまったにもかかわらず、強い意志と周囲の協力をバネに立ち上がった浜の人たちの復興への歩みは、始まったばかりです。JENは、地域の人びとの想いを支え、その取り組みをより多くの人に知ってもらい、携わる者すべての力で希望に溢れる賑やかな浜を実現するために、これからも様々な支援活動を実施します。

【最後のお客さんと。「また来てけらいんね」】

【「浜友(はまゆう)」について】

・986-2135 宮城県石巻市渡波佐須浜
国道398号線を渡波方面へ。万石浦交差点を右折して国道2号線に入り、万石浦橋を渡り、信号を「サンファ
ンパーク」方面へ右折。トンネルを抜け約500m直進。
左手ののぼりが目印です。(石巻駅から車で約25分)
・営業時間:毎週土日12:00〜14:00
・お問い合わせ:090-8256-1370
(石巻地区漁協カキ浜小屋実行委員会 代表:細川)
今後の営業について、詳しくはこちらをご覧ください。
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