東北支援速報

2月10日ボランティア活動支援速報

2013.02.14

現在、牡鹿半島谷川浜では、ホヤ養殖の準備が行われています。

谷川浜の海域はホヤの種が付きやすい海流であるため、震災前より多くのホヤ・ホヤ種を出荷してきました。

【カキの殻に穴をあけて紐を通し、ホヤの種をつける仕掛けをつくります】

谷川浜は13mの津波に襲われ、約40世帯の家屋、作業小屋がほとんど流出してしまいました。そのため、人びとは、1年11カ月が経った現在も、仮設住宅等での避難生活を続けながら浜に通い、作業を行っています。

【元は住宅地だった場所。
集団移転の対象区域となっており、新しい住宅は付近の高台に建てられる予定です。】

養殖の仕掛けづくりは、人が多ければ多いほどはかどる作業です。また、その手伝いに人が遠方から来てくれる、ということ自体が、震災後、仮の生活を送りながら地道な作業を続ける漁師さんにとっては、復興への大きな励みになっています。

【ボランティアにホヤ養殖についての説明をする漁師の渥美さん】


2月のJENボランティアは主に、養殖作業支援を継続して行っていく予定です。

ボランティア活動について、募集要項はこちら

皆さまのご参加をお待ちしています!

☆☆☆☆☆ 参加者大募集中! ☆☆☆☆☆

2/18、2/20 ニュージーランドワインのチャリティ試飲会を開催いたします!

東京会場

■日時:2013年2月18日(月)18:30 – 20:30(18:00開場)

■場所:ザ・リッツ・カールトンホテル東京 2階 グランドボールルーム

大阪会場

■日時:2013年2月20日(水)18:30 – 20:30(18:00開場)

■場所:ホテルモントレ大阪

お問い合わせ、お申込みは、こちら

☆☆☆☆☆ ☆☆☆☆☆ ☆☆☆☆☆

【JENでは、東北の復興支援へ、皆様からのご寄付を受け付けています。ご協力をよろしくお願いします。ご寄付は、こちらから受け付けております】


貝殻アクセサリー「わたつみ」本格販売開始!

2013.02.07

JENは、2012年春より、女性エンパワメント支援の一貫として、宮城県漁協女性部連絡協議会(以下、「漁協女性部」)の活動再開をサポートしています。

このたび、漁協女性部が製作・販売を行う、貝殻アクセサリー「わたつみ」の本格販売がはじまりました。

【アワビの稚貝を使った手作りアクセサリー「わたつみ」】

漁協女性部は、地産地消・食育の推進や海難遺児の支援、ライフジャケット着用の推進など、「浜の担い手」としての役割を担う女性たちの自主的な組織です。しかし、震災により組合員が居住地を離れたり、会費を集めることができなかったりと、部の活動の継続自体が困難な状況となりました。

支援活動スタート以来、JENでは、日々各支部をまわり、組合員の女性たちからヒアリングを重ね再開の兆しをうかがってきました。そこででてきた女性たちの想いや願いを形にするために、アクセサリーづくり、そして販売のサポートを開始しました。

「わたつみ」は、手作りでの少量生産の為、これまでは単発イベントでの販売が中心でした。活動そして、生産が軌道に乗ってきたことから、店頭と注文での販売を始める事になりました。

店頭では、石巻市駅前の観光物産館「ロマン海遊21」で販売されているほか、FAXでも購入が可能です。

収益は、漁協女性部の活動再開のための資金として利用されます。

【アクセサリー製作の様子】
アクセサリーのデザイン、女性部のみなさんへの技術指導は、東松島市出身の金属工芸作家、アトリエPOPPOの本田ゆうすけさんにご協力いただいています。

海に育ち、海に生きる。やさしさと強さを持つ浜の女性たちの祈りが、「わたつみ」=(海の神様)の名前に込められています。

JENの東北事業活動方針について、くわしくは、こちら

 

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2/18、2/20 ニュージーランドワインのチャリティ試飲会を開催いたします!

東京会場
■日時:2013年2月18日(月)18:30 – 20:30(18:00開場)
■場所:ザ・リッツ・カールトンホテル東京 2階 グランドボールルーム

大阪会場
■日時:2013年2月20日(水)18:30 – 20:30(18:00開場)
■場所:ホテルモントレ大阪

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ワークショップを行っています。

2013.01.31

JENでは、コミュニティ復興支援の一貫として、住民参加によるワークショップを実施しています。

【地域会館に集まったWS参加者】

今回行ったワークショップは、「ある地域において、地域課題を解決するためのアイデア出し」がテーマでした。石巻で継続的に支援活動を行っているNGO・NPO関係者、長期滞在しているボランティア、学生、大学の先生など、多様なバックグランド同士が集いました。アイデアや得意分野を共有し、各々の視点を掛け合わせて地域課題の解決につなげよう、という試みです。

【活発な意見が交わされました】

今回得られた結果は、来月以降に実施予定の住民主体のワークショップで共有します。そして、より具体的なアイデアに落とし込んでいく予定です。

同日、市の主催による「未来の公園づくりワークショップ」が開かれました。これには、行政、民間、市民など多様な参加者が集いましたが、JENからもスタッフが参加しました。

復興まちづくり通信:http://www.fukko-net-ishinomaki-jv.info/gijutu.html

いま被災した東北各地では、官民が共同あるいは独自に開催する対話形式による地域の再生や、公共施設の在り方を考える取り組みが活発に行われています。

JENでは、支援活動をとおして地域の方と課題を共有し、自立に向けたさまざまな活動に反映させています。とはいえ、支援活動にマニュアルは存在しません。このように、時折り開催するワークショップでは、潜在する可能性や課題の可視化のみならず、新たな視点を学ぶ機会となっています。スタッフのキャパシティビルディングにも繋がっているのです。

JENの東北事業活動方針について、くわしくは、こちら

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2/18、2/20 ニュージーランドワインのチャリティ試飲会を開催いたします!

東京会場
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大阪会場
■日時:2013年2月20日(水)18:30 – 20:30(18:00開場)
■場所:ホテルモントレ大阪

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明治大学付属明治高校記念少年少女サッカー大会 開催!

2013.01.24

1月13、14日、「石巻日日新聞杯、明治大学付属明治高等学校記念少年少女サッカー大会」が行われました。

【悪天候の中懸命にプレーする選手たち 大会2日目】

2日間の大会には石巻管内から14チームが出場しました。6年生にとっては最後の大会となりました。
JENは大会のコーディネートと、主催となる石巻サッカー協会、石巻日日新聞社、明治高校とともに、大会運営全般のサポートを行いました。

【大会終了後、子どもたちと交流試合をする明治高校生】

審判、記録員など、大会の運営はすべて、明治高校サッカー部員のボランティアが行いました。
また、サッカー部以外の生徒は、JENのコミュニティ復興支援を担当するスタッフのレクチャーを受けながら、宮城名物“芋煮”作りを行いました。これはいつ起こるかもしれない次の災害に備えた、生徒たちにとっての“炊き出し訓練”の意味も兼ねています。

【前日から準備をして、2日間で約700食を提供しました。】

【芋煮を手渡す明治高校生】

2年生のある生徒は、「3年生になってもまた来たいです。活動を続けていきたい」と語り、継続的な活動への意欲を示してくれました。

【大会終了後、子どもたちと記念撮影 大会一日目】

明治大学明治高等学校による支援・交流事業は今後、5年間は継続して実施していきます。JENでは、この取り組みが、回を重ねるごとにより多くの方に広がり、たくさんの方が応援を通して、地域の復興の取り組みに参加してくださるようになることを願っています。

【JENでは、東北の復興支援へ、皆様からのご寄付を受け付けています。ご協力をよろしくお願いします。ご寄付は、こちらから受け付けております】


今年最初のボランティア作業を行いました

2013.01.17

1月12日、JEN石巻では2013年第一回目となるボランティア作業を行いました。
今回は、昨年に実施して以来2度目となるハーバードビジネススクールの学生、個人ボランティア計37名が参加しました。

【ビニールハウス横の側溝清掃】

作業は、ビニールハウス横の側溝の清掃。側溝の奥にはヘドロがまだ残っていました。
こちらのビニールハウスは津波により全壊し、持ち主の農家さんは別の土地を借りて仕事をしていましたが、昨年秋に同じ場所に再建を果たしました。
今年の春からは、この場所でキュウリの栽培を再開するそうです。

【お昼には餅つきで交流】

作業の後は、ビニールハウスの中で餅つき!学生たちは初めての餅つきに大盛り上がりでした。
JENが、地域復興をサポートしている牡鹿半島東浜から数名のお父さん、お母さんが1時間かけて会場にやってきました。そして餅つきの準備を担ってくださいました。また、特産である牡蠣を使った牡蠣汁も用意され、農業者、漁業者、JENスタッフ、ボランティア参加者が楽しく交流する新年会となりました。こうした農業従事者と漁業従事者が一同に会する機会は、震災前はあまり行われませんでしたが、今、ボランティアを介して、頻繁にこのような交流が始まろうとしています。

【浜のお母さん特製の牡蠣汁。一月になり、カキの身もだんだん大きくなってきました】

JEN石巻では、2013年も人と人との出会いを通した復興を願い、ボランティアの受け入れを行っていきます。

JEN復興支援ボランティアの募集について、詳しくはこちらをご覧ください。

【作業を終えた後の学生たち】

【JENでは、東北の復興支援へ、皆様からのご寄付を受け付けています。ご協力をよろしくお願いします。ご寄付は、こちらから受け付けております】