牡鹿半島の大原浜の夏祭りは7月に予定されております。この夏祭りに「ゆかた」で参加したいという住民らの自発的な気持ちを支えるため、ジェンは、石巻市内の被災した呉服店から反物を25反購入し、地域の仮設住宅や被災した住宅の住民たちに渡しました。そして、6月13日(水)に大原集会所で「ゆかた作り」が始まりました。
【大原集会所でのゆかた作り】
「くげ台がないと縫うのひどいんだよね」。「私、初めて縫うから分からないの」と言いながら楽しんでいました。
「ゆかた」を作るための道具もいろいろあるそうで、無ければ無いなりにお互いに協力して作っていました。
【ここはどうするの?】
夏祭りまであと1月、それぞれ自分用、お孫さん用の「ゆかた」の完成まで最後の追い込みです。参加した方は、「さあ頑張るぞ!」 皆さん、頑張りすぎないでくださいね。
集会所の外では、区長さんが火をおこして焼き牡蠣の差し入れです。ジェンのスタッフもごちそうになりました。やっぱり牡蠣はこの食べ方が最高!
【焼き牡蠣】
ジェンは、これからもコミュニティ支援を通じて地域復興支援活動を継続していきます。
==== 緊急募金を受け付けています。 ↓↓↓↓↓↓↓
○郵便振替口座 00170-2-538657
口座名 JEN
通信欄に「東日本大震災」と記載ください。
○クレジットカード:http://bit.ly/c7R8iA
プルダウンメニューから「東日本大震災」をお選びください。
その他、銀行へのお振り込みに関しては、恐れ入りますが、ジェン東京本部(03-5225-9352 担当:富田、浅川)までお問い合わせください。
快晴に恵まれた5月26日(土)、牡鹿半島の東浜小学校で、小学生と幼稚園生の合同運動会が開催されました。
運動会には地域の人たちも大勢集まり、JEN支援活動にご協力いただいているUBS証券株式会社の皆さんもかけつけ、JENスタッフとともに運動会のお手伝いをしてくださいました。
東浜小学校の在校生は22名。小さな学校ですが、校内には幼稚園が併設されており、皆とても仲良しです。グラウンドにいくつもの大漁旗が風にそよぐなか、地域の人たちからの熱い声援をうけた子どもたちは、目を輝かせて競技にのぞんでいました。
【「がんばれ!」声援が響きます】
さまざまな競技のあと、在校生による「獅子風流(ししふり)」が披露されました。大漁や五穀豊穣などの願いが込められた獅子風流を小学生たちも受け継ぎ、獅子は息を吹き込まれたように踊りだします。
【獅子風流の様子〜囃子が鳴り響きます】
玉入れ、綱引きやリレー競技にはUBSの皆さんとJENスタッフも参加させていただきました。リレーはどのチームも気合い十分で、表情は真剣そのものです。
「ほら、いけ!」「がんばれ!」と観客席からの大声援をうけ、JENスタッフも次々とバトンをつないで走っていきます。しかし地域の人たちの足の速さには感服でした。観客席からは「お疲れさま!」と温かい声援や拍手がおこり、地域の皆さんとの一体感を感じました。
この日、復興Tシャツを着ている人を多く目にするなか、「おだづなよ 津波!」の文字が。「おだづなよ 津波!」には「ふざけるなよ 津波!」の気持ちが込められています。この言葉には、津波で多くを失っても負けない浜の人たちの気概とたくましさを感じました。
復興のバトンは、いつか小学生たちへと継がれていきます。東浜の各地に大漁旗のあがる日を心待ちにし、これからもJENは地域の皆さんとともに歩んでいきます。
石巻の桜は4月下旬に満開となりました。今回は、JENがコミュニティ支援をしている仮設住宅集会所での、ミシンを使った「ものづくりお茶っこ」の様子をご紹介します。
4月28日(土)と4月29日(日)、穏やかな陽気のもと、三井物産から9名の社員さんがボランティアとしてお越しくださり、仮設住宅にお住いのお母さん方と一緒にミシンを使ってポーチ作りをしました。
このミシンは、株式会社ベネッセコーポレーション様から、被災地の集会所などで役立ててほしいとのことで13台ご寄付いただいたものです。また、ポーチの材料も同様に、手作り生活雑誌とキットのバックナンバーをベネッセ様からご寄付いただきました。
ナチュラルテイストのかわいらしい生地を見て、皆さんやる気満々です。「次はここをこうして…」「こんな感じでいいのかしら」「あら、〇〇さん、もうそこまでできたのー」と、自然と会話も弾みます。
ミシンの使い方が不安な方でも、ボランティアさんにやり方を教えてもらいながら上手に縫っていました。
「やっぱりミシンがあると仕上がりがきれいだねー」
「昔はこういうの、よく作ったんだー」
「かわいくて大きさもちょうどいいし、保険証入れにするから」
「私は孫にあげるから」
と、様々な声が聞こえてきました。
きれいなもの、かわいいものを手作りできた喜び。にぎやかで楽しいひと時を過ごせた喜び。JENはこれからも人々に笑顔の花を咲かせる活動を続けていきます。
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4月12日、鹿妻地区にあるコミュニティカフェHANA荘(はなそう)と仮設集会所にて、ロレアルやランコムの皆さんによるイベントが開催され、メイクアップ、ハンドマッサージ、ヨガなどへ多くの方が訪れ賑わいました。
HANA荘へ入っていくと、まず目に入るのが机の上に置かれた色とりどりの化粧品の数々です。
基礎化粧品、美容液導入機、ファンデーション、アイシャドー、アイライナー、マスカラ、口紅、ネイルなどのメイク用品を眺めているだけで、皆さんの表情もきらきらしていました。今の気持ちを聞いてみると、「あら〜メイクしてもらったら、どんな風になるかな〜。不安と期待でどきどきです」と笑顔で答えてくれました。
【わくわくのメイクアップスタート】
HANA荘内のボードには、メイクが終わって綺麗になった皆さんの写真がコメント入りで貼られており「やっぱり、綺麗になっていくと、顔色もよくなって元気になっていくね〜」との声が聞こえてきました。前回のメイクイベントのリピーターや友人知人と一緒に訪れたという方などがたくさん来ていました。
【賑わうHANA荘】
傍らでは、ハンドマッサージやロディを使ったヨガも行われ、HANA荘は皆さんの熱気で包まれていました。
【ハンドマッサージでも笑顔がいっぱい】
【大勢のロディもお出迎え】
もう一つの開催場所である仮設集会所でも、大勢の皆さんが訪れて楽しんで行かれました。
まず、ロディを使ったヨガでは、うっすらと汗がでるくらいの運動量で「飛び跳ねたりするのは、童心にかえったようで楽しいですね〜。ロディの可愛さにも癒されるし」と。体も気持ちよく伸びて、身も心もほぐれるようで、終わった後のみんなの笑顔が素敵なのは、そのせいかもしれませんね。
【輪になってロディヨガ】
集会所の中ではメイクアップ、ハンドマッサージの場所を3か所ずつに設けていたものの、順番待ちができるほど好評でした。お茶っこしながらわくわくして待っている方からは「すぐにメイクできるように洗顔してきたよ。準備は万たんです(笑)」と楽しみにしていた様でした。
【順番待ちのメイクアップ】
実際にメイクアップしているところでは、メイクを重ねていくと、どんどん綺麗に仕上がっていく自分の姿に嬉しそうにしていました。どのようにシャドーをいれるか、また、チークの効果的ないれ方など、自分でも同じようにメイクできるように覚えながら、さながらメイクアップ教室のように教えてもらっている方もいました。
ハンドマッサージでは、手にあるツボを押してもらい、血行がよくなって肩こりが緩和された方もいて、「気持ち良いよ〜寝てしまいそうだった。すっかり腕の色も白くなったよ」と、喜んでいる人もいました。
【気持ちの良いハンドマッサージ】
至るところで笑顔があふれていた一日でした。メイクやマッサージで、体をいたわってあげると、それがダイレクトに心にも響いて、皆さんの表情をきらきらさせていました。そんな前向きな気持ちと笑顔で満ち溢れていた皆さんは、いつもよりも話も弾んでいるように感じます。
JENは心と体を繋げるような支援をこれからも届けていきたいと思います。
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JENがコミュニティ活動に取り組む仮設住宅では今、つるし雛作りが行われています。
3月に行われていた雛人形作りにつづき、つるし雛に挑戦です。(3月の雛人形作りについてはこちら)
つるし雛作りは、地域の皆さんの声から生まれました。来年の桃の節句にむけて、毎月ひと種類ずつ作り上げていきます。
4月のある日、皆さんはフクロウの制作にとりかかっていました。
「先月来られなかったから、今回は来たいと思って」という声も聞こえてきました。もの作りに励む皆さんの表情は真剣そのもの。フクロウには、「福」や「不苦労」の意味が込められているといいます。
【この日もたくさんの方が集まりました】
「あらぁ、針がみえないわ」と目を細める女性の隣で、代わりに針の糸を通す女性がいました。お話を伺うと、震災前はすぐご近所に住んでいたとのこと。住むところは仮設住宅に移っても、ご近所さんの輪がしっかり根付いていました。
【楽しそうな会話が聞こえてきます】
お昼には、各自持ち寄ったおにぎりやお漬物とJENスタッフ手製の温かいスープを囲み、午後はまた制作活動です。男性の参加者もいらっしゃり、初めて作ったとは思えないフクロウの仕上がりに、周りの皆さんから歓声があがりました。
JENでは、継続したコミュニティ活動を通じ、多くの人が集まり自然と会話が生まれていくようなコミュニティ支援をこれからも行っていきます。
【お父さん制作のフクロウ】
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