東北支援速報

牡鹿半島の大原集会所での 〜ゆかた作り〜

2012.06.21

牡鹿半島の大原浜の夏祭りは7月に予定されております。この夏祭りに「ゆかた」で参加したいという住民らの自発的な気持ちを支えるため、ジェンは、石巻市内の被災した呉服店から反物を25反購入し、地域の仮設住宅や被災した住宅の住民たちに渡しました。そして、6月13日(水)に大原集会所で「ゆかた作り」が始まりました。

【大原集会所でのゆかた作り】

「くげ台がないと縫うのひどいんだよね」。「私、初めて縫うから分からないの」と言いながら楽しんでいました。

「ゆかた」を作るための道具もいろいろあるそうで、無ければ無いなりにお互いに協力して作っていました。

【ここはどうするの?】

夏祭りまであと1月、それぞれ自分用、お孫さん用の「ゆかた」の完成まで最後の追い込みです。参加した方は、「さあ頑張るぞ!」 皆さん、頑張りすぎないでくださいね。

集会所の外では、区長さんが火をおこして焼き牡蠣の差し入れです。ジェンのスタッフもごちそうになりました。やっぱり牡蠣はこの食べ方が最高!

【焼き牡蠣】
ジェンは、これからもコミュニティ支援を通じて地域復興支援活動を継続していきます。

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口座名 JEN

通信欄に「東日本大震災」と記載ください。

○クレジットカード:http://bit.ly/c7R8iA

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その他、銀行へのお振り込みに関しては、恐れ入りますが、ジェン東京本部(03-5225-9352 担当:富田、浅川)までお問い合わせください。

 


〜石巻を夢や希望のある街にしょう〜ユニクロの復興支援ボランティア

2012.06.14

東日本大震災により発生した津波により、着のみ着のままで避難所へ避難した住民に対し、いち早く衣類の配布支援などを実施してきた㈱ファーストリテイリング社は、大震災により大きなダメージを負った石巻市において、石巻を「夢や希望のある街にしよう」というスローガンのもと、被災地の復興の力となる活気ある地域づくりの取り組みを開始しました。

6月5日(火)、その第1陣40名のユニクロの社員が全国各地からボランティアとして石巻にやってきました。

一行は早速、宿泊する塩釜のホテルでオリエンテーションを行い、始めにユニクロの担当者から「被災地のお役に立てることが何であるか、これから一緒に考え、3年間で実行していくので、色々なアイディアを出してほしい」と挨拶。続いてユニクロ蛇田店の店長が石巻の現況などを話されました。

その後、チーム編成を行い10チームが編成され、そのうち7チームは、小・中・高校での現況や先生や学校が困っていることを調査し、残りの3チームは、中心商店街、仮設商店街、湊・渡波などの地域について調査することに決定しました。

【オリエンテーション】

【チームビルディング】


チームビルディング終了後、被災地視察を行い、東松島市の野蒜地区、石巻市の工業港、南浜町、魚町周辺を視察し、最後に日和山公園から被災地域を一望し1日目は終了しました。

【日和山公園】

 

5月6日(水)、各チームはそれぞれの地域を調査し、調査した結果をそれぞれ振り返りミーティングで発表しました。調査した内容は、4つの切り口で分け、それぞれ「気づき」、「ニーズ」、「直ぐできるもの」、「時間がかかるもの」として紙に張りつけ作業を行いました。
【振り返りミーティング】


【紙に張りつけた付箋紙】


ユニクロの社員の皆さんの鋭い切り口などもあり、紙は付箋紙だらけになって溢れるほどの情報で埋まりました。この調査した情報を通し、課題を発見し、1つ1つ丁寧に課題を解決していくことになります。

ジェンは、復興支援ボランティア活動を通し、夢や希望のある街づくりに協力することにより、地域の皆さんに寄り添っていきます。

 

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心をひとつに〜東浜小学校運動会

2012.06.14

快晴に恵まれた5月26日(土)、牡鹿半島の東浜小学校で、小学生と幼稚園生の合同運動会が開催されました。

運動会には地域の人たちも大勢集まり、JEN支援活動にご協力いただいているUBS証券株式会社の皆さんもかけつけ、JENスタッフとともに運動会のお手伝いをしてくださいました。

東浜小学校の在校生は22名。小さな学校ですが、校内には幼稚園が併設されており、皆とても仲良しです。グラウンドにいくつもの大漁旗が風にそよぐなか、地域の人たちからの熱い声援をうけた子どもたちは、目を輝かせて競技にのぞんでいました。

【「がんばれ!」声援が響きます】


【UBSのみなさんもお手伝い】

 

さまざまな競技のあと、在校生による「獅子風流(ししふり)」が披露されました。大漁や五穀豊穣などの願いが込められた獅子風流を小学生たちも受け継ぎ、獅子は息を吹き込まれたように踊りだします。
【獅子風流の様子〜囃子が鳴り響きます】


【獅子風流の様子〜眠れる獅子の目覚め】

 

玉入れ、綱引きやリレー競技にはUBSの皆さんとJENスタッフも参加させていただきました。リレーはどのチームも気合い十分で、表情は真剣そのものです。

「ほら、いけ!」「がんばれ!」と観客席からの大声援をうけ、JENスタッフも次々とバトンをつないで走っていきます。しかし地域の人たちの足の速さには感服でした。観客席からは「お疲れさま!」と温かい声援や拍手がおこり、地域の皆さんとの一体感を感じました。

この日、復興Tシャツを着ている人を多く目にするなか、「おだづなよ 津波!」の文字が。「おだづなよ 津波!」には「ふざけるなよ 津波!」の気持ちが込められています。この言葉には、津波で多くを失っても負けない浜の人たちの気概とたくましさを感じました。

復興のバトンは、いつか小学生たちへと継がれていきます。東浜の各地に大漁旗のあがる日を心待ちにし、これからもJENは地域の皆さんとともに歩んでいきます。

 


ミシンで楽しくものづくり

2012.05.08

石巻の桜は4月下旬に満開となりました。今回は、JENがコミュニティ支援をしている仮設住宅集会所での、ミシンを使った「ものづくりお茶っこ」の様子をご紹介します。

4月28日(土)と4月29日(日)、穏やかな陽気のもと、三井物産から9名の社員さんがボランティアとしてお越しくださり、仮設住宅にお住いのお母さん方と一緒にミシンを使ってポーチ作りをしました。

このミシンは、株式会社ベネッセコーポレーション様から、被災地の集会所などで役立ててほしいとのことで13台ご寄付いただいたものです。また、ポーチの材料も同様に、手作り生活雑誌とキットのバックナンバーをベネッセ様からご寄付いただきました。

ナチュラルテイストのかわいらしい生地を見て、皆さんやる気満々です。「次はここをこうして…」「こんな感じでいいのかしら」「あら、〇〇さん、もうそこまでできたのー」と、自然と会話も弾みます。

ミシンの使い方が不安な方でも、ボランティアさんにやり方を教えてもらいながら上手に縫っていました。

「やっぱりミシンがあると仕上がりがきれいだねー」

「昔はこういうの、よく作ったんだー」

「かわいくて大きさもちょうどいいし、保険証入れにするから」

「私は孫にあげるから」

と、様々な声が聞こえてきました。

きれいなもの、かわいいものを手作りできた喜び。にぎやかで楽しいひと時を過ごせた喜び。JENはこれからも人々に笑顔の花を咲かせる活動を続けていきます。

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みんなでお花、植えませんか?

2012.02.23

去年の10月から11月にかけて、石巻市内の数か所の仮設住宅で、プランターに「ビオラの花苗」と「チューリップの球根」を植えました。今回の花植えは、資材となるプランター・土・花苗などは支援者の皆様と(株)フェリシモ様からのご協力を得て実現しました。

 

仮設住宅で活動をする場合、一番大切なのが「事前の周知活動」です。1週間前には、各戸を廻って「みんなでお花植えっぺす(植えましょう)」というチラシを配布し、参加の呼びかけを行いました。苗や球根の調達にご協力をくださった地元種苗店の店長さんが、JENスタッフへ苗の植え方や球根の管理の仕方を教えてくれました。

開催時間が近づくと入居者の皆さんは続々と集まってこられ、JENスタッフが、花の植え方の説明をしました。
「チューリップは、寒さにあたらないと、目を覚まさないんです」
「今回はプランターが浅いので、地植えより浅めに植えます。そうしないと、じゅうぶんに根を張ることが出来ません」
「へー、知らなかった!」

さあ、いよいよ作業開始です。
「どの色にするか迷っちゃうわ」
ビオラは好きな花の色を選べますが、チューリップは球根なので何色が咲くのかは、あとからのお楽しみです。和気あいあいと作業が進むにつれ、皆さんはどんどんと夢中になっていきました。

残念ながら用事で参加できなかったご家庭のプランターにも、他の入居者さんが代わりに植えてくださり、ご本人にはプランターの設置とチラシの投函にてお知らせしました。全戸分の花植えも終了し、集会所の周りにも置きました。そして、たくさんのプランターには、冬の間はビオラが、春になればチューリップが団地に彩りを添えてくれるでしょう。

花を植えた後は、集会所にてみんなで恒例の”お茶っこ飲み”。
「半年ぶりに土に触ったわ」
「なんだか、ここちよい疲れだね」
みなさん、いいリフレッシュになったようです。おつかれさまでした!

後日、入居者のかたから、お礼のお電話をいただきました。
「帰ったらプランターが置いてあって驚きました。自分は一人暮らしなので、心が温かくなりました。ありがとうございます」
「JENが送ってくれたプランターを受けとりました。ちょうど、なにかお花を飾りたいと思っていたところでした。ありがとうございました」

このような声をいただくと、私たちJENスタッフもうれしくなります。
色とりどりのチューリップが咲く頃には、また皆さんの素敵な笑顔にも会えることでしょう。JENは、皆さんと一緒に楽しさの輪をつなげるべく、心のケアとコミュニティ活動の支援を今後も行っていきます。

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